ハンコ押しちゃったあ

さてまたまた訪れた休日。またまたごとけを引き連れて、予約していたデュエットの試乗に向かった。実は試乗を予約しておきながら、あのサーファーお兄さんのお店に行った時点で「でもデュエットのお値段も全然割り引かないし、ロゴ以外に悪くないし、1300ccだし、ロゴかなやっぱり」と気持ちは結構ロゴ向きだったので、「(試乗日の翌日に・・・とは言わないが)ロゴもう1度見に行きます」と破格のお値段B店に連絡していた。折りしも、友人ごとけは愛車CIVICのボディ修理にごひいきA店に行く用事もあったので、そこでもう1度ロゴの見積もりをお願いしよう、つまりA店とB店を競合させようと思っていた。この時、実は予算をちょっとあげてでも、内装&装備をグレードアップすることにしていた。というのは、やはり標準仕様にはない機能のうち譲れない部分があって、サイドミラーは自動で開閉して欲しかったし、やはりビニールシートというのは味気ないし、やはりハンドルの位置を微調整できる方が安心だと思ったからだ。それで今までの条件「マニュアル、5ドア、FF(しか選べなかった)、色はシルバー」での価格によっては、唯一4WD仕様が実現できるデュエットに鞍替えしても良いかな、というもくろみである。

ところが、デュエット。乗り心地が良かったのだ!!さすがにオートマ嫌いな私も試乗3度目、何とか周辺一周くらいはできる度胸が付いていたのだが、若干気になると言えばペダル類(アクセルやブレーキ)が軽自動車パーツと同じなのか若干小さいな、という位で、運転操作その他、快適だったのだ!ここでかなり迷ってしまった。事前に一連の計画を話していたごとけからは「試乗してすぐ”だめでした〜ごめんなさい”って帰っちゃえば良いから」と言われていたけれど、断る理由を探すのに一苦労、という感じなのだ。もうあとはカタログスペックオタクのように「1000ccじゃねえ、、、」とでも言うしかない。とりあえずその日は「また電話しますー」で逃げ帰ったのだが、セールスレディさんがヴィッツのヒトと違ってしつこくないヒトで本当に助かった。と言うか、ロゴよりもヴィッツとの競合に敏感だったので「ヴィッツよりイイですねー」と言った(これは私的には本当)時点で”1台お買いあげ!”と内心思っていたのかもしれない。ごとけにも「思ったより良くて困ってるでしょ」と言われ、そーなのようーむ・・・とまた迷ってしまった。デュエットで全然問題なし。でも、ロゴはまだ実際買いたいモデルに乗ったことが無いのだ。欲しいモデルの上級グレードと下の標準グレードには乗っているが、私が眼を付けた型は「めったに入ってこないんですよねー」といわれ続けで、展示車でもお客さんの車でも社員の車でもお目にかかっていないのだ。ただビニールシートが布シートになれば、かなり乗り心地は違うと思うし、何て言ってもイメージ的にホンダ車に乗ってみたいという気持ちもあって、最高値の見積もりを出されているデュエットには契約しかねるのであった。

さて翌日。やっぱりこの日もごとけの車に乗せてもらう。何せクレスタのバッテリー、せっかくチャージしたのに1週間でまたヘコんでしまったのだ。この日は車の事は一切判らないけどいつも群れて遊んでいる友人、すみちゃんも一緒だ。しかし退屈じゃないかな??とちょっと心配しつつ、まずはごとけの車を修理にA店へ。ごとけは、ごひいきの課長さんにも一報入れて置いたらしい。A店で車を修理している間の40分くらいの間に、すみちゃんはなんと託児コーナーの塗り絵にはまっている。「大丈夫ー私1人で遊べるから」と言ってはいたが、確かにこれならどこに行っても大丈夫だろう。ごとけと私は車雑誌を見ながらああだこうだと、まるでレディースチームを組んでいるかのような談話。途中でアイスコーヒーを持って来てくれたお店のお姉さん、すみちゃんが塗り絵にはまっている姿を見て確かに吹きだしていた。ところで、ごとけのごひいき課長さんは、外出していてとうとう会えずじまい。せめてロゴ試乗をと思うも「代車に出してますねー」で叶わず。「私連絡したのに!」とごとけはぷりぷり怒っていた。ごとけすまん、これで私の契約は破格値B店に決定だよ・・・

さて次はB店に行ってくれるかな?と思いきや、すみちゃんのリクエストで100円ショップツアー付きである。おいおいごとけ、今日はあたし破格値B店に15時約束なんだぞーっ判ってるの??しかし社交家ごとけはすみちゃんのリクエストに答え100円ショップへ。「15時に約束だから」と言ってもすみちゃんもごとけもいっこうに動く気配が無い。しかもここ、B店からは地下鉄を乗り継いで行ってもかなりの距離のある場所。しょうがないなーまったくと思いB店のセールス氏にTelで2時間遅れを告げて、ここで改めてグレード変更の見積もりをお願いした旨を確認しておく。後にセールス氏に「待ってたでしょう?」と言ったら「ええ実は」と言われてしまった、ごめんなさいセールス氏。。

さてやっと、100円ショップを満喫した2人とともにB店へ。いつもこのお店には展示していないロゴを私のために持って来てくれていた(でもやっぱり標準グレードしか無かったそうだ)。それで乗ってみて改めて、やっぱりロゴが良いかなベーシックで、と思ってしまった。正直言うと最初は「スモールカーなのに何の面白みも無い外見!」と思っていたロゴだけれど、こうして車を物色している間に見かけたデュエットはその姿が独特なせいで却って「自分と同じ形の車をあちこち見かけるの嫌かも」と思う位見かけ(といってもせいぜい5−6台くらいだったと思うのだけれど)てしまい、デュエットの容姿に飽きてしまったというのもある。しかも今買おうとしているロゴはほとんど見かけなかった上に(街中でロゴは何台か見かけたのですが、シルバーを見たことが無かった)、お店にもめったに入らないグレードを狙っているのだから!すみちゃんはまた退屈かなーと思いきや、今度は備え付けの雑誌の通販カタログであれこれ品物を物色し始めた。ごとけは相変わらずセールス氏とくるまにあな話で盛り上がってる。なんでこの2人いつもこう妙にとけ込めるかなーと不思議に思いつつ、私は新しい見積書を拝見。この間の見積もりより標準価格は上がっているけれど、カセットが標準で付いている分ここで値引きが出来ないらしく、トータルの値引率も低くなっていた。ここで私、雑誌の受け売りで、最後の値引き交渉してみた。で、勝ち取った(と言うほどではありませんが)のは

 ・窓に付けるひさし?のサービス(ごとけ推薦の代物、でも私はたばこを吸わないのであまり恩恵受けてないかも・・・)
 ・ナンバープレートの指定番号取得手数料を無料で
 ・後方ナンバープレートの枠をサービス(これは最初からセールス氏がやってくれた)
 ・ガソリン満タン
 ・夏(冬)タイヤ保管料半年サービス(\5000-)

途中からセールス氏に「もう何でも言って下さい〜(半泣?)」と言われてしまったが、この時点で確か契約書上22万円引き位だった(雑誌では当時”16万をねらえ!”と有ったので結構良い線行っていたと思う)はず。もちろんデュエットより50万は安かった。ので、これでもう良いかなーと判を押してしまった。色々法的手続きがあるらしく、何枚もの書類にその都度眼を通し、判を押していった。ちなみに窓のひさし?以外の4点については書類でも残せないらしく、客控えの紙にだけ記述して渡してくれた。当時の内情は判りませんが、きっと本当にぎりぎりだったんでしょうね。きっと1人で行ってたらここまではいかなかったでしょう、ひとえにごとけとすみちゃんが付き合ってくれたおかげですな。なので、その後のファミレスで2人に「おごっちゃうよ〜!」と言ったのに「大きなお金動かした後だから感覚戻ってないでしょ」と引き留められてしまった。この2人、お金にもシビアなのであった。みんなまだ独身貴族なのになー。
 

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