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おすすめCDご紹介コーナーです。
得意分野はジャズ、フュージョンですが、その他のジャンルも交えて、5枚づつピックアップ。

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165 THEIR GREATEST HITS/カーペンターズ

永遠の名曲を次々と生み出した、カーペンターズ。彼らのアルバムは1枚押さえておこうと思い、このベスト版を手に入れました。今聴いても全然古くさく感じないですよね。あと、聴く時を選ばないってのが不思議です。これだけ「カーペンターズだ!」って判る個性を持ちながら、朝昼晩、大勢でも1人で聴いてても違和感の無いのは、コンポーザー/アレンジャー/プロデューサーとして彼らを見ても、すごいと思います。


164 TIME FOR LOVE/PAUL HARDCASTLE

アシッド・ジャズ系の、ファンキーでダンサブルな1枚。ジャケットは女性ですが、ポール・ハードキャッスルは男性でキーボード奏者で「キス・ザ・スカイ」や「ジャズマスターズ」というこれまたダンサブルなプロジェクトをプロデュースしている方でもあります。ボーカルも入っていますがどちらかというとインスト寄りな作り。寒い時こそこれで踊りましょう!


163 STANDARD TIME VOL.3 THE RESOLUTION OF ROMANCE/WYNTON

MARSALISトランペット奏者ウイントン・マルサリスと、彼の父親でもあるピアニスト、ELLISMARSALISとのデュオで、タイトル通りJAZZのスタンダード曲を渋ーく、しみじみ聴かせてくれます。同じトランペットでもカップの使い方で、様々な音色で聴くことができておもしろいです。演奏もさることながらお気に入りなのはジャケット!親子でJAZZを楽しんでるっていう雰囲気がにじみ出ています。輸入盤なら安いし、全部で74分位あって、お買い得でもあります。


162 THE BLUE PEACH/THIERRY LANG TRIO SPECIAL GUEST TOOL THIELEMANS

本当はTHIERRY LANGというJAZZ PIANO奏者率いるトリオのアルバムですが、あえてハーモニカ奏者トゥーツ・シールマンのお気に入りCDとして挙げています。彼の魅力は、明るい中にも哀愁を帯びたその音色。トゥーツ・シールマンにはこの他にもたくさんのリーダー・アルバムがありますが、ここでは純粋なJAZZで聴かせています。おなじみのスタンダード曲「BODYAND SOUL」「MY FUNNY VALENTINE」もあります。私がエレクトーン2Qグレード時の弾いた「MYFOOLISH HEART」も、ここからコピーしました。


161 SO NATURAL/リサ・スタンスフィールド

こういうのを「ソウルフルな」とでも言うのでしょうか。ミディアム~スローナンバーを中心とした、しみじみ聴かせてくれるアルバムです。部屋は暗くしてスタンドの明かりだけにして、これをBGMにしてお酒が飲みたい。そんな感じです。CD屋でかかっていたのが気に入って買ってみたのですが、家にあった彼女の別のアルバムはもっとポップ、”洋楽”って感じです。両方歌えるなんて、いいなあ。。。


160 バンザイ/ウルフルズ

今更「ウルフルズ」なんて出すなって??いやいや、これ、結構おもしろいですよ。VTR見たいもの^^;通勤途中にウオークマンで聴いていたのですが、通勤がちょっと楽しくなっちゃいますよ。元気が出るというか。カラオケで歌っても良いですし(歌うのがあんまりむずかしくない所が、また良い!)たまにボーカルものを聴こうと思ったら、このくらいのインパクトは必要でしょう^^)\


159 組曲「ペレアスとメリザンド」OP.80/フォーレ

みなさんは「シシリアーノ(シシリエンヌ)」というクラシック曲をご存じですか?たぶん誰でも1度は聴いたことがあると思うのですが、この曲が「ペレアスとメリザンド」という名前の組曲の1つだったこと、ご存じですか?(私は知らなかった^^;)この組曲全体で物語になっていて、「ペレアス」さんと「メリザンド」さんが知り合ってどーのこーの(2人がどういう関係なのかは、ちょっと解らないのですが)というものですが、ラストは結構悲しい結末なんです。。。


158 Devonian Boys/GONTITI

ゴンさんとチチさん(名前忘れた、ごめんなさい!)のさわやかーな、のどかーな、ボサノヴァーっぽい(”そのもの”ではないです)、ギターDuoです。今時の季節にもよく合います。彼らの曲が、札幌の某デパートのラジオ広告のテーマ曲になっていた時がありまして、GONTITIの曲を聴く度に「○○(デパート名)の曲」っと聞こえてしまう所が良いような、まずいような。。


157 トランスフュージョン/鳥山雄司

こちらは、古き良き時代の、角松系?に近い、ばりばりフュージョンです。いかにもギタリストだなっ!という曲と、ギンギンなギターソロは目が覚めます(^^)GOOD!1曲目「CAPTAINHADDOCK」などは、ベースは全て打ち込みなのですが、今時の打ち込みといえばT.Kファミリー、10年経つと、大分曲全体のイメージも変わってくるようで・・・


156 TANGO:ZERO HOUR/アストル・ピアソラ

実はかなりお気に入りの1人ではありますが、今まで掲載をためらっていました。惜しまれつつも亡くなったモダン・タンゴの巨匠、アストル・ピアソラにはたくさんのCDが残されていますが、晩年の(というか、多分スタジオ録音でのオリジナルとしては最後の)アルバムを選んでみました。今から10年前、札幌で開かれた「SAPPORO-NORTH SEA JAZZ FESTIVAL」ではあのゲイリー・バートンとの競演で、ジャズ/フュージョンバンドの出演が多い中では新鮮な響きを奏でていました。タンゴの世界だけにとどまらない、作品もエネルギッシュでもせつない曲が多い、アーチストとして尊敬する方でもあります。是非1度聴いてみて下さい。


155 STEPS AHEAD LIVE/ステップス・アヘッド

好きなヒトじゃないとなかなか売場では手に取りにくいかもしれない、ちょっと通な選択の(でも有名です)ステップス・アヘッドの、ライブVTR。SAXがあのマイケル・ブレッカーと言えば、解る方は解るでしょう^^;フュージョンではめずらしい、ヴァイブ(ヴィヴラフォン)をフィーチャーしたバンドなのです。で、さわやかというより、ちょっと怪しげな”サファリ”を聞けば、ちょっと気になる存在になるかもしれませんよ!


154 SADE LIVE/シャーデー

お独特の雰囲気といえば、この方もそう、な”シャーデー”のアルバム”LOVEDELUXE”を中心としたライブVTR。それにしても、あちらのライブって、どーしてこうも格好良いんでしょ!!始まりからしてちがうんですよねえ・・。しかも彼女、全部で17曲ぶっつづけで歌っていながら、ほとんど声がつぶれないのはさすが。バックのメンバーも皆格好良くて、しかもフュージョンバンドの様に技術的にも上手いのも、流石。


153 MORE TRAVELS/パット・メセニー・グループ

パット・メセニーがソロアルバムを発表する前までの”LETTER FROM HOME”までの曲をライブ風に収録した作品(ライブそのものではなく、ライブな状態を演出しているのです)。代表的な曲”FIRSTCIRCLE”や”ついておいで”、私の一押し曲”THIRD WIND”もさることながら、”LETTERFROM HOME”はパットのソロ弾きバージョンと、ベース、ピアノとのDUOの2パターンが聴けます。全体的に独特の世界が漂っているので、はまれます。


152 FLOWERS/CASIOPEA

昔のカシオペアはもういいから、最近のカシオペアが見たい!という方は、現時点で一番新しい、このVTRをどうぞ。ファンに惜しまれながら脱退した熊谷氏&今も健在”なるちょ”氏のリズム隊で、同タイトルCDの作成現場をドキュメンタリー風に撮影&ライブの模様も収録されている作品です。CDがどういう課程を経て作られるのかが克明にわかります。また、メンバー全員の機材も解説されているので、カシオペア小僧&お嬢も納得ですよ。


151 JOIA!/CASIOPEA

現在のJIMSAKU(神保氏、桜井氏)がリズム隊だった頃の、カシオペア・ワールド・ツアーの模様がビデオになった作品。アメリカ、ブラジル、ヨーロッパ、もちろん日本でのライブも入って、同じカシオペアの曲でも国によってウケる曲がずいぶん違うのが分かります。ライブ開催の宣伝も、ポスターやTV番組での取り上げ方から、メンバー全員でのパーカッション演奏まで、私のようなマニア(^^;から初めてという方まで、幅広くお楽しみ頂けるVTRです。同タイトルのCDもあります。


150 I could be free/原田知世

トーレ・ヨハンソン(この方がどんなに凄い人なのかは、よく判りませんが)プロデュースの、サイケデリックな1枚。CMソングも入っています。知世ちゃんのちょっと投げやりな歌い方が気にはなりますが、昔のラジオから聞こえるようなちょっとノイズの入ったモノラル音という、まあサイケな”雰囲気”ということで(笑)いいのかも。歌が本業じゃない人(歌手とは認めていないぞ!)のアルバムとして、けっこう注目して良いのではないかと。


149 ギャザリング/アニメ・サントラ

おなじみアニメの「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」等々アニメソングを現JIMSAKU(元カシオペア)のドラマー神保彰さんがアレンジ。派手になってます。。でも、いつものアニメの主題歌として聴くのとまた感じが違って、主題歌といえども曲として聴いてもけっこういけるんだよね、っていうのを再確認させてくれるアルバムでも、あります。


148 GRP ALL-STAR BIG BAND

GRPレーベル創立10周年を記念して、所属ミュージシャン達が集まってセッションしたアルバム。メンバーはリー・リトナー、デビット・ベノワ、ゲイルー・バートン、ラッセル・フェランテ、ジョン・パティトウッチ等々、こちらもゴーカ。曲はJAZZ/FUSIONのスタンダードばかり、ハービーの「処女航海」チックの「スペイン」ホレス・シルバー「シスターセイディ」リー・モーガン「ザ・サイドワンダー」等々。アレンジ研究にもお役立ちの1枚です。


147 RIO SMILES/Yuka Kido

夏に備えて、ボサノヴァチェック第2弾!城戸さんはフルート奏者です。フルートアンサンブル&アコースティックギターのコンビが心地良い。前回紹介した小野リサさんを「けだるい系」とすると、こちらは「さわやか系」。さわやかな風が入ってくる窓辺や、ウオークマン持って外の風に当たりながら聴くのがいいかも。


146 KYLYN/渡辺香津美

タイトルの名前は一度は聞いたことがある方も多い、古き良きフュージョン過渡期の坂本龍一プロデュースアルバム。”SONICBOOM”等は、この頃のフュージョンを象徴した作りです。他にも”MILESTONES”アレンジあり、テクノ系(+スカ)あり、あっこちゃん曲あり。また、参加メンバーが両人の他にも矢野顕子、向井滋春、本田俊之、村上ポンタ秀一、ペッカー等々豪華すぎる!!しかも、この名作は今じゃ¥1500で買えるんですから。。。このアルバムを録音したのは1978年、”199X”という曲は、何を思って作ったんでしょうね…(このアルバムは「開かずの間」ゲスト777番目の方からのリクエストでした。THANKS!)


145 CATUPIRY/小野リサ

夏に備えて、ボサノヴァもチェックしておきましょう。これは小野リサさんが有名になった時のアルバムで、スパゲッティや(たしか)化粧品のCMに使われた曲が収録されています。この頃、ちまたでは同じボサノヴァやラテンでも少し華やかというかシンセ系の音で構成されたアレンジが流行りだったのですが、日本人にも、こういう原点のボサノヴァやる人がいたんだなあ、とほっとさせられました。


144 POSITIVITY/incognito

私に最初に”アシッド・ジャズ”の存在を教えてくれたグループ、インコグニートの名を知らしめた"STILLA FRIEND OF MINE"を含むアルバム。この頃、コンサートも見に行ったのですが、以外にも、演奏技術を競いがちなフュージョン・グループの様に、ベーシストもドラマーもソロが上手かったのが印象的でした。彼らはこの後メンバー・チェンジしてしまい半分はメンバーが入れ替わってしまったのですが、最近のアルバムと比べても「もったいなかったなー」と思う今日この頃です。


143 Letter From Home/パット・メセニー・グループ

キーボーディストがソロ演奏しているようなアドリブをかますギタリスト、パット・メセニーはこれまで、ありがちフュージョンからTV終了後のノイズばかりのアルバム、アジア系、アシッド系など、ソロアルバムを含めてたくさんのアルバムを出している中で、私はこの小品集のようなこのアルバムが一番好きです。実はこのアルバムはパット・メセニー”らしく”ないらしいのですが、聴きやすいし、分かり易いから。1曲目の"HAVEYOU HEARD"なんて、良いと思うんだけどなあ。


142 BAG’S OPUS/Milt Jaction

MJQのヴァイブ奏者、ミルト・ジャクソンのソロアルバム。渋くて静かでいいですよお。収録されている曲も、"IREMEMBER CLIFFORD"や"WHISPER NOT"など、普段Jazzを聴かない方でも聞き覚えのある曲が入っています。子守歌代わりにどうぞ。やっぱりBLUE NOTEレーベルに、ハズレは無いんですよねえ。


141 Tickle the Ivory/向谷 実

カシオペアのキーボーディスト向谷さんの2NDソロアルバム。タイトルの意味は”(ピアノの)鍵盤をくすぐる”ということで、カシオペアの名曲「朝焼け」や「MISTYLADY」等を1人打ち込みでリアレンジしています。このアルバムのための書き下ろし曲は、打ち込みではなく高中正義、桜井哲夫、神保彰、各氏との競演。ちなみに「朝焼け」はピアノバラード変身していて、発売当時いろんな雑誌でコピーが載っていましたが、みんな譜割がまちまちで笑えました。(演奏時のニュアンスを忠実に表すと、3/4拍子からいきなり5/8拍子になってたりするんです。ホントは全部4/4で良いと思うのですが)


140 HEALING THE WOUNDS/ザ・クルセイダーズ

これはもう、ばりばりフュージョンの大御所です、古き良きフュージョン、かっこいいです。これはドライブのお供に、ぜひおすすめしたい。しかも、街中を走っているときではなくて、新緑の中を吹っ飛ばしているときに。私もそうですが「車ではいつもはFMチェックだしー」という貴方にも、ぜひぜひかけてみていただきたいアルバムです!!


139 PARADISO/FABIAN

フレンチ・ポップス界では結構有名な、ファビアンのアルバムです。”早く、夏がこないかなー”と思ってしまう軽さとけだるさがいいです。彼女や、バーシア、スイング・アウト・シスター、マット・ビアンコ、ワークシャイ達の音楽のことをジャンル分けすると、「エレガント・ミュージック」というんだそうな。確かに、軽めでさわやかで、でも音楽的には結構高度な事もやっているという点では、一致していますね。


138 CORNERSTONES/佐藤竹善

シング・ライク・トーキングのボーカル、佐藤竹善さんが選んだ曲による、カバーナンバーです。かつてマリーンも歌った"WHATCHA'GONNA DO FOR ME?"や、名曲”スターダスト”等が、収録されています。S.L.Tよりもゆったりとした感じがいいです。ちなみに、”スターダスト”のアレンジを担当した元オルケスタ・デ・ラ・ルスの塩谷哲さんとのユニット「ソルト&シュガー」では、もっと、アコースティックな感じに仕上がってます。こちらも、ぜひおためしあれ。


137 ザ・ベリー・ベスト・オブ・アンドレ・ギャニオン

これはピアノアルバムです。TVドラマ「AGE 35,恋しくて」の音楽を担当していた人で、このベスト盤には、その時のテーマ曲ETC.が収録されています。広告にも「アンドレ・ギャニオンの入門に」とありました。前にここでも紹介した中村由利子さんの雰囲気に近いですが、こちらの方が競演しているオーケストラのバックがピアノと肩を並べて演奏している感じがします。寝つけない夜のお供に。


136 Smappies/Rhythmsticks

中居くん、キムタクでおなじみSMAPの曲では、バックにいつもジャズ・フュージョン界の大物が参加しているのですが、これは、ブレッカー・ブラザーズやマイク・マイニエリETC.そういう大物メンバー達が集まって作ったSMAPのカバーCDです。が!!これがまた、JAZZFUNKあり、小野リサ風ボサノヴァあり、サルサあり、ばりばりのフュージョンあり、一聴してカバーとはとても思えないファンキーさです。これはブレイクしそうですよ。


135 A MUSICAL AFFAIR / IL DIVO  

かつて名古屋まで追っかけした位大好きなイル・ディーヴォの2013年リリース作。ミュージカル音楽のカバー集です。素晴らしい歌声とアレンジはいつものながら素敵なのですが、1点だけ残念なのが、唯一ポップス出身のセバスチャンの歌い方が、クラシック的(ミュージカル的?)な発声方法に替わってしまっている事です。他のクラシック出身3人とあえて違う所が気に入っていたので少々残念。次回作で元に戻ることを期待しています・・・


134 あの空の向こうがわへ / JUNK FUJIYAMA 

最初はFMのNORTHWAVEで毎朝しつこくかかっていたので覚えてしまい、洗脳気味に買った1枚。山下達郎さんの再来!?と思いました。これも夏のドライブ向けです。実はこの次に出た曲は自分的にいまいちだったので、この曲以降聞いていないのですが、2014年1月にベストアルバムが出るようなので、またチェックしてみたいと思っています。


133 太陽の道 / 深津純子 

フルートのラテン風味アルバム。ボサノバあり、アップテンポあり。この分野では城戸夕果さんに続くお気に入りとなりました、深津さんの方がもっとブラジル的?ですね。こういうジャンルを吹きたくてフルートを始めたのですが、なかなかここまで軽やかに吹くのは難しい。やっぱり夏に聴いた方が気分が盛り上がるアルバムです。


132 MY CHRISTMAS / ANDREA BOCELLI 

クリスマスソングの定番が並んでいます。この方の声質は実はそれほど好きではないのですが、定番のクリスマスソングのアレンジ方法がなかなか勉強になります。讃美歌はそれほど曲が長くないのですが、オーケストラアレンジでどこまで壮大に引き延ばせるか、等参考になることがいっぱいです。定番曲をきちんと歌われた演奏を聴くのは、とても心地よいことを教えてくれます。


131 LIFE OF NORTHERN FACE. / 安斎亨 

昔夢中になった”フュージョン”を彷彿とさせるサウンドが広がります。最近めっきりこの手の音楽が少なくなりましたね。全員が北海道出身のミュージシャンで演奏されたアルバムです、「道」をテーマに移りゆく風景等をイメージしたとのこと。最初はドラムがカシオペアの熊谷徳明さんという所から入ったのですが、時間が経つにつれて「やっぱりフュージョン好きだなあ」と思わせてくれます。


130 スパコネ~CLOSE TO THE SUN / SPANISH CONNECTION  

ウクレレ仲間から伝授されたバンド。スパニッシュギター、バイオリン、タブラで構成された異色な編成ですが、「インドから東欧を経てスペインのアンダルシアへと至るジプシーの道筋を、そこで生まれたフラメンコ・ギター、ヴァイオリン、タブラといった楽器と共に音楽で旅する」という意味があるそうです。バイオリンのせいで「情熱大陸」的なムードが近いですが、もっとハードでエキサイティング。このアルバムで面白いのは実は曲と曲の間にお遊びトラックが入っている所。メンバーのテクニックは抜群(ライブで生確認済み^^*)な中でこのユーモアを備えているところがなかなかのチェックポイントです。


129 FIRST CONTACT / →PIA-NO-JAC← 

そのビレッジ・ヴァンガードで見つけたCD、ピアノとカホンの2人組ですがとても前衛的な若いっていいな^^;的な勢いのある曲です。ピアノとカホンと言えばボサノバとかどちらかと言うと物静かな音楽に使われる楽器と思われるのですが、これはもうロック魂も入っているのかもしれない!今年のライジングにも出演されていましたね。


128 CALM HOLIDAY / NICCOLA FOLK 

1曲目の"DON'T GET ME WRONG"から、爽やかな女声で聞かせてくれるボサノバカヴァーアルバム。車中のBGMにもピッタリです。ボサノバにもいろいろありますが、こちらはポップス寄りな声とアレンジになっていますので、眠くはならないと思われます^^これビレッジ・ヴァンガードで購入したんだったかな?あの雑貨屋さんのCDチョイスはなかなかセンス良いですよね。


127 DRIVING JAZZ HOKKAIDO FIRST IMPRESSION 

北海道で活躍する13名のジャズピアニスト達が、北海道の各地観光名所を舞台に曲を提供、演奏しているアルバムです。7月16日に初版発売した時には何と2日で完売してしまったそうで、私は予約待ちする羽目に。。でも無事入手できました。このアルバムの企画は北海道観光情報誌「じゃらん」が仕掛けたもので、番組でも取り上げていたので、知名度は抜群だったのでしょうね。で、DRIVINGのお供というか、完全に北海道らしい広大な大地を走っている時だとぴったりマッチすると思われます。私はまだ通勤途中の街中走り時にしか聴いていないので、いまいちピッタリ感が。。。街走りにはもったいないかもです^^;ところで"FIRST"とあるので、SECOND以降もあるのかが今とても気になる所なのですが^^*


126 熱帯JAZZ楽団Ⅷ~FANTASY~ / 熱帯JAZZ楽団 

これを聴くと「今年も夏が来たなあ!」と実感します、もう8枚目なんですね^^このアルバムで一番すきなのは「SUNNY」懐かしのナンバーをご機嫌なラテンアレンジにしてくれています。SUNNYはインストアルバムには珍しく、ヴォーカルを抜いたカラオケ版も収録されています。最近流行の?VOCALOID等に歌わせて遊ぶのにもいいかなと目論んでいます^^


125 ショコラ・エ・スイーツ / クレモンティーヌ 

FMラジオで聴いた「ユー・アー・マイ・サンシャイン」が印象に残って、初めてケータイでショッピングしました(^^:5曲しか入っていないミニアルバムなのですが「愛の夢」とか聴いたことのある曲が入っていて、脱力感あふれる歌声は以外に癖になるかもしれません。雑貨屋さんとかでかかっていたら結構お洒落かも。あんまり深く色々考えることなく気軽に聞ける1枚です。


124 WANNA FLY / AMALIA NECULAES 

札幌で活躍中のルーマニア出身ボーカリスト。私も時々競演してます(やや自慢)。インディーズ扱い?なのですがITUNESとかだとちゃんとジャケット画像も出ます。題名のWANNAFLYは「自分は思っていたよりもっと羽ばたけて活躍できる場所がある!」というなかなか良い話を元にした歌なのですが、私が一番気に入っているのは不思議な変拍子の「INIMAMEA」だったりします。パーカッションのヒトはかなりプレッシャーな1曲(^^;。RECORDリンク先で試聴できるので是非。


123 INNER TIMES / ISSEI NORO

INSPIRITS 久々に伸び伸び演奏している野呂さんを聴いた気がします。私の心の師匠バンド、CASIOPEAの休止宣言から2年ですか、しばらくフュージョンの新譜からも遠ざかっていましたが本当に偶然に野呂さんの新作に会えました。そしてこのアルバム、カシオペアの「THEPARTY」以後の後期カシオペアのアルバム郡よりこちらの方がお気に入りになりそうな位良いです。はっきり言ってカシオペアのほとんどの曲は野呂さん作なんだから、どちらも同じように聞こえても良いと思うのですが、明らかにこちらの方が自然体なサウンドです。


122 ENERGY / FOURPLAY 

究極の老後の楽しみ娯楽バンド、FOURPLAY!!新譜が出ると、やっぱり聴きたくなってしまいます。ギターがリー・リトナーからラリー・カールトンに交代してからのFOURPLAYも、相変わらずのかっこ良さ。BGMに流しても良いし、ちゃんとスピーカーに向かって聴いてても楽しい、本当に「頑張った感を出さない」職人技が聴けて幸せになれます。


121 7(SEVEN) / 7(SEVEN) 

フュージョン界の重鎮ドラマー村上“ポンタ”秀一さん中心に集まった、重鎮だらけバンドのアルバム。久々に昔なつかし日本のフュージョンを聴いたなって感じです。SAXが入っているので多少ナツメロっぽいと思ったり(^^;いやいやサウンド自体はとてもかっこいいですよ。


120 PYRAMID / ピラミッド

ひと昔前のフュージョン好きには懐かしいメンバー、神保彰(DS)、鳥山雄司(G)、和泉宏隆(KEY)によるユニット。ITUNESというサイトからMP3ファイル(正確にはIPODで使えるファイル形式です)で購入しました。CD買うより\600-位安かったんです。世の中便利。曲はさわやか系フュージョンをそのまま継承しています。でもメロディが前よりインパクト弱いかな…DIMENSIONが流行ってから、メロディが複雑な曲が増えたように感じます。


119 音楽畑 オーサーズベスト / 服部克久

音楽畑シリーズは今20作目に突入したようですが、これはその中から服部さん本人が選んだ18曲を寄せ集めた物です。やはりCMで使われた曲が多く、ウイスキー「響」の曲や、TV番組「新世界紀行」のテーマ曲などが入っています。私は音楽畑2,3あたりを聴いていたのですが、一環してイメージをキープしている所はいいですよね。いろんな場面のBGMに使えます。


118 ASIENCE SPIRIT OF ASIA

シャンプーのCMで黒髪をなびかせているのは「チャン・ツィー」という女優さんだというのをつい最近しった私ですが^^;;CDにはお香が入っています。微妙な香りですが^^;;あのインパクト大なCM曲の他には、中国ちっくな楽器の曲が続いてます。女子一二楽坊のせわしない曲に飽きたら、こちらをどうぞ。


117 旅立ちの日に / 岡本知高

世界に三人しか居ない「男性なのにソプラノの声」で歌うソプラニスタ。男性の声量で女性の声を出すと言うのはものすごい迫力です。学校に行こう!とかのTVでも出演しているので、知ってる方は知ってるかも。歌謡曲から同様から色々な曲を歌っていますが、やはりクラシックの曲を一度は聴くべき。カッチーニのアヴェマリアは一押しです!


116 DRAGON / JAKE SHIMABUKURO

名前だけ見ると漫才師のようですが^^;その正体はハワイ在住のウクレレ奏者です!コンサートにも行きましたが、MCはばりばり英語の池谷直樹を素直にした感じのナイスガイです^^*ウクレレの曲を言うとのんびりゆったりハワイアン、が多い中で彼はオリジナルを中心とした曲をギター奏法をウクレレでやってしまっていて”アップテンポなゴンチチ”というのが一番近いかな?チョッパー奏法とかもやりますから。


115 Love Deluxe/シャーデー

かっこいいです。女性ボーカルで”かっこいい”って言える人はたいていROCKとか、ギンギン系の人が多いですが、シャーデーはそんなんじゃないけど、この雰囲気にはまってしまうと、なかなか抜けられません。こんな曲をバックにお酒を飲んでさまになるようなLADYになりたいものだと、つくづく思います。(日本人じゃ、なかなかいないよね)


114 ゲーリー・バートン/リユニオン

感覚派(?)JAZZ界で屈指のビブラフォン奏者、ゲイりー・バートンとの初めての出会いは、”サッポロ・モントルー・ジャズ・フェスティバル”でモダン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラとの競演でした。また、あのパット・メセニーを発掘した人で、このCDでも競演しています。パット・メセニー独特の”浮遊感”と混じって、ヴァイブの音が心地よく響いてきます。


113 UNDERCOVER/アート・ポーター

このCDはお店でかかっている曲が気に入って購入したのですが、それまで、ちょうどSAX奏者のCD(MALTA、ケニー・G、デビッド・サンボーン等)の気分だったので、アート・ポーターもこの時の気分にピッタリでした。ケニー・Gよりは都会的で、デビッド・サンボーンほどキザではない、自然体で”かっこいいな”と思えるアルバムです。


112 ディトアー/日野照正

このアルバムを聴く前の”ひのてる”のイメージは、「カエルの様な顔をしてわけわかんないフレーズばっかり吹いてるトランペッター」でしたが、このアルバムの1曲目"GIVEMY HEART A BREAK"なんて、かっこいい!この感じは、いままで聞いたこと無かったなー、と一転して尊敬のまなざしを送っていたのでした。ずっとこの路線でいってくれれば良かったのにな...


111 バック・オン・ザ・ブロック/クインシー・ジョーンズ

クインシー・ジョーンズは、最高のプロデューサーであり、アレンジャーだと思います。全体的にポップな感じでパナソニックCMの曲もあり、ドライブの友にも、パーティーのBGMにもおすすめです。でも私は、一曲目に入っている「バードランド」は、"WEATHERREPORT"の大ヒット曲だということを、つい最近、メール友達から教わりました...(ずっと”バードランドの子守歌”だと思ってた..)


110 結婚式のクラシック / AVEXオムニバス

最近の週末内職^^;の資料として入手したのですが、結婚行進曲を最後まで聞いたことがありますか?メンデルスゾーンのおなじみ「タタタターン」が6分強もあって、全てオルガンで演奏されているのを聞いた時には、本当はこういう曲なんだ~と、ちょっと感心しましたよ。もっとブラスが華やかに鳴る曲だと思いこみがあったので…まぁ曲の性質上、毎日のBGMにはなりにくいとは思いますが、逆に一度は最後まで聞いて置いて損は無い1枚です。


109 DIAMOND15 / DREAMS COME TRUE

メンバーが2人になってからのドリカムを初めてちゃんと聞きました。昔ブレイクした頃のアルバムと比べて、吉田美和さんの声が何と言うか安心して聞けるようになっているのが興味深いです。決して老けているわけでもなく、無理している訳でもなく、でも当時と同じ声ではない。でもドライブ用としては昔の方がいいかな…でも何で3人→2人になったんだろ?


108 PEARLS / DAVID SANBORN

ご存じの方はご存じな、缶コーヒーのCMで有名になったSAX奏者。実はこれ本屋のセールで\500-で購入^^;なので最近のアルバムではありません。缶コーヒーのテーマが入ったアルバムの次に出たものです。特記すべきは掲題「PEARLS」という曲は個性派歌手シャーデーのナンバーと言うこと。「農作物の恵みを称える歌」をあの独特の雰囲気で歌うシャーデーに負けずに、SAXでもしっかり聞かせてくれます。


107 8 CONCERT ETUDES / NIKOLAI KAPUSTIN

ニコライ・カプースチンはロシア出身のピアニスト。扱いは「クラシック現代」なので楽譜もあの”全音”出版。ですが、中身はJAZZ。JAZZと言ってもトリオのようにベースやドラムが付くタイプではなくて「アイ・ガット・リズム」等でおなじみG.ガーシュインみたいな感じ。しかしガーシュインより数倍カッコイイ!店頭でこれを聞いて久々にしびれました。速攻楽譜を買おうと思っていたのですが、弾くのもなかなか難しそう^^;4枚程アルバムを出しているようなのですが、私は掲題の「8つの演奏会用エチュード作品40」が好み。8つの小曲集から成っており、一曲も2-3分程度。やっぱり今度楽譜買ってこよーっと^^*


106 THE VOICE / 平原綾香

何でもホルストの「木星」に歌詞を付けて歌ったのからブレイクしたらしい彼女ですが、私が知ったのはNHKの番組のテーマ曲担当という事で30分も歌っていた時。ずいぶん優遇されてるな~と思ったら、すっかり売れっ子になってしまいました。低音が独特の雰囲気を醸し出してますね。この中では私は「君といる時間の中で」ですが、イメージがデビュー当時の古内東子とちょっとだぶります。でも彼女には、この先古内東子のような”恋愛曲の教祖”になってしまわないことを祈ります…


105 PARADISE / KENNY.G

曲調が癒し系なのも手伝って、割と最近の流行の方なのかと思わせつつ、実は結構ベテランなSAX奏者のKENNY.G、ファンの方も多いのでは無いでしょうか。このアルバムがお勧めとの情報を受けて聴いてみました。やっぱり癒し系ではありますが、このアルバムは何曲かラテン風味が入っているので、ドライブのお供にしても眠くならない^^;程度の軽さで聴けますね。私が10数年前に手に入れた「KENNY.GLIVE」ではもっとスロージャズ風でしたが、このアルバムで結構アグレッシブに吹く時もあるんだなと言うのが分かりました。


104 オルガン・マニア / 鈴木一浩

ピアノアルバムが3つ続きましたので、ここらでオルガンのアルバムを。この方もエレクトーンのアレンジャーとして活躍している方ですが、これはハモンド系のオルガンとギター・ドラムがかっこいいブルース&ファンキー系です。久々に自分でも弾いてみたくなって、エレクトーン用マッチング譜面を購入しました。スティービーワンダーの「ISN'TSHELOVELY?」なんかも入っています。オルガンの音ってかっこよく弾くとカッコイイんですけど、かなり難しいんですよね。でもJAZZばりばりよりも、こういうファンキー系の方が聴きやすいです、あーオルガンの音源欲しくなってきた・・・


103 ETUDE ~A WISH TO THE MOON~ / 久石 譲

これ、すごいです。ピアノソロが退屈では無いと思える方は、是非聴いてみてください。エチュードというのは練習曲の意味合いが強いですが、このアルバムも全曲久石さんオリジナルの練習曲が詰まったソロピアノアルバムです。で、1曲目の「SILENCE」はダンロップのCMに使われている曲なのですが、とても美しく、弾いてみたいと思わせて、難しい(と思われる)!!という、エチュードの条件を全て満たした傑作だと思います、平成のショパンですね。このCDのマッチング譜面が近日発売と聞いて、発表会等で弾いてみたいなあ・・と手ぐすね引いて待ってるのですが、まだ手に入れられません、早く弾いてみたいなあ・・・


102 トリオッ! / 塩谷哲トリオ

ヤマハのJOC出身でエレクトーン天才少年→オルケスタ・デ・ラルスでラテンにはまり→熱帯JAZZ楽団やソロ演奏で活躍→ついにジャズトリオのアルバムを出してしまったSOLTさんです。こういう背景があるからか、このアルバムでジャズトリオと言ってもそれほどジャズジャズしていなくて、中にはクラブ系のリズムマシーンを使ったものもあり、曲調もフュージョン混じりと言った趣。オリジナル曲中心ですが、中にスティービーワンダーの曲はクラシックの「シシリエンヌ」とかも入ってます(もちろん、アレンジはジャズ)。ジャズの枠にとらわれずに「こんなのもアリかな」と思って聞くと、結構楽しめます。


101 LOOIN' UP / SERGE DELAITE TRIO

ジャズピアノトリオのアルバム。お昼時にかけても重くないジャズです。このCDを買った時には、このトリオの事は何にも知らなかったのですが、1曲目に入っている掲題の曲が、ミッシェル・ペトルチアーニのオリジナル曲で、私の旅行時のテーマ曲^^;なんです、原曲はサンバ調なんですが、このアルバムではボサノバ調でアレンジされており、とても心地よいです。曲は他にも「INTERFACE(BYハンク・ジョーンズ)」や「LADYBE GOOD(BYガーシュイン)」など結構おなじみの曲が入ってます。


100 FOUR OF A KIND / 本田 雅人、塩谷 哲、青木 智仁、沼澤 尚

日本のフュージョン界でおなじみの面々のユニット。難解な曲あり、さわやか系の曲あり、アシッド系のライトJAZZ?あり、各人の個性豊かな演奏の数々となっております。超割に合わせて、今年のブルーノート東京公演を見に行こうと思ったのにメール予約初日にチケット全て完売・・・(T_T)しかし!今年夏のJAZZFORESTへの出演が決定(^^*)/(ついでに熱帯JAZZ楽団も再演!)これで予習しておきます。個性豊かなので選ぶのもムズカシイ所ですが、私的お気に入りは3曲目のアシッド系"WHAT'SGOING ON"7曲目"WIND AND LEAF"かな。最近、昔のフュージョン曲を集めたオムニバスも発売されていたりして、これで再びフュージョン熱を呼び起こすかも!?


99 THE GERSHWIN CONNECTION / DAVE GRUSIN

ガーシュイン生誕何周年だっけ?の年に相次いで出されたトリビュートの中の1つ。これは全編JAZZPIANO TRIOのアレンジ、軽快でかっこいいです。最初私もガーシュイン、デーブグルージン共に良く知らなかったのでピンと来なかったのですが、最近ピアノを弾き出したからでしょうね、こうやってクラシックを楽しく弾けたらたのしいだろうな、と思います。このCDを勧めてくれたピアノ講師友人が「やっぱりピアノ歴長いとピアノに帰っちゃう」と言っていたのが判りました。中でも私はファシネイティング・リズムがお気に入り。何拍子なのか思わず数えてしまいました、が判りませんでした^^;


98 優しさの意味 / 西村由紀江

ヤマハのJOC出身で、近年の癒し系ブームにすっかりはまった感のある西村さん。このCD買った時アロマ香水が付いてきました。意外なのは録音会場の1つに北海道斜里町のホールが入っていること。すっかり風景のBGMと化してます。これを聴いて気が付いたのですが、同じピアノ癒し系と言っても、聴く時間帯が微妙に違うかなと思うこと。最初これを寝る前の子守歌代わりに聴いていたのですが、どちらかというと昼さがりに聴くほうがこれは合っているみたいです。やはりこれが、作る側が曲の情景を想定しながら作っているのが表れるということなのでしょうか。


97 WISH2~RELAXING WITH DISNEY SONGS

癒し系シリーズはまだまだ売れているようですね。これはディズニーの名曲を今風の癒し系アレンジでまとめているオムニバス。前に"FEELシリーズ"のCDを聴きましたが、それよりはわざとらしくなく感じます。きっとJAZZアレンジも入っているからでしょう。参加ミュージシャンも鈴木重子、塩谷哲、ギル・ゴールトスタイン、デビッド・サンボーン、ランディ・ブレッカー等JAZZの方が半数。でも半数はオーケストラチックなアレンジです。私的好みは1曲目の「愛の歌声」ピアノとストリング、たまにボーカルという編成のアレンジが和めて好きです。


96 NEW YEAR CONCERT 2002 / 小澤征爾&ウィーン・フィル

ニュー・イヤー・コンサートの指揮者として初めて日本人が招待された、というので話題になってのCD化ですね。私は初回プレスが安いというそれだけで手に入れました^^;収録曲にはヨハン・シュトラウスの「こうもり序曲」とか”そこそこ有名”な曲も入っていて、やはりウィーン?らしく優雅な舞踏曲っぽいのがセレクトされています。普段あまりクラシックを聴きこんでいないので、演奏の善し悪しはわからないのですが、良いと思ったのは、やはり録音が新しいので聴きやすいということ。よく「この曲を弾きたい!」と思って原曲を探しても「録音は生まれる前・・・」というのしか無かったりすると諦めざるをえない時がしばしばありますが、そういう意味でこれは貴重な1枚。一度ライブで聴いてみたいものです。ってウィーンまでは行けないだろ・・・


95 GERSHWIN'S WORLD / HERBIE HANCOCK

最初にこのアルバムを聴いた時には、大した感慨は無かったのですが・・・ピアノを再開して、そんな目であらためて聴いてみるとガーシュインとハーヴィー2人のすごさが良く判る1枚です。ただし「クラシック通の方がJAZZを聴きたい、ガーシュインなた取っつきやすいから」という意味でこのCDを選ぶのは止めたほうが良いでしょう。これは逆で「JAZZ通だけどクラシックナンバーを取り上げたものが聴きたい」という方に向いているCDです。はっきり言ってハーヴィーのJAZZは難解だと思います。おなじみの曲でも難解なJAZZになります。そういうモダン・フリーJAZZが好みの方にはよろしいかと。


94 MY BEST FRIEND / 鈴木重子

1曲目の"IF"を聴くときっと「何だこの音痴?」と思われるかもしれませんが^^;;;;;れっきとしたJAZZシンガーの鈴木重子さん。実はデビュー1枚目も持っていますが、ばりばりJAZZしていて、バックには(上記記載の)トゥーツ・シールマンも参加という豪華版。しかしこのアルバムは思いっきり「ヒーリング」して「日本語の歌詞」で「ほとんどオリジナル」でたまに「花」とか「ふるさと」なんていう教科書賛歌まで歌ってます。はっきり言ってJAZZではありません。でも私はこちらのCDの方が好み。JAZZ版は「周りのビッグネームに負けずにがんばりました」という感じがするのに対してこちらは「いいじゃないまったりのほほんで」という感じが伝わっているからです。それはきっと、ライブを見に行けば判ると思います。ホントにまったりのほほんです、このヒトのキャラクター。。。あ、バックの演奏、かなりGOODです!


93 TOOTS THIELEMANS & KENNY WERNER

昨年東京ブルーノートにトゥーツを見に行ったのですが、その時のナンバーも含まれている最新作。いつもながらの心地よい雰囲気、何げに入っているストリングスアレンジがはまります。曲も割とメジャーなものばかり、また「フランク・シナトラ」「ビル・エヴァンス」等のメドレーが多いのも特徴。個人的には最後のトラック"WHATA WONDERFUL WORLD"が一番お気に入り。まあ原曲が良いのもありますが、ますます浸って聴けてしまう演奏。さすがだてに80歳で現役やってませんね!


92 いいことがありそう! / DUETWO

クラシックピアノにはまっている最近の目でピアノCDを探すと、どうしても著名なピアニストとか作曲者とかが検索の対象になってしまいますが、このCDは日本人女性2人の『2台ピアノ&連弾』のみの演奏アルバムです。こういうのも珍しいですよね。曲もオリジナルに加え”ウインター・ワンダーランド””ハッピーバースデイ””大きな古時計”等おなじみの曲もあり。連弾と2台ピアノって、文字だけ見ていると同じように思っちゃいますが、こうして聞き比べると違いますね、2台ピアノの華やかさ、連弾では楽しそうな雰囲気が伝わって、なかなかおもしろいですよ。


91 THE WAY YOU ARE / CHEMISTORY

最近?またゴスペラちっくなソウル邦楽が流行ってきてますね。ゴスペラーズとか。で、このCHEMISTRYは2人組ですが、絶対CHAGE&ASKA系ではなく、ゴスペラーズ系だと思っています^^;で、メインフレーズのボーカルがちょっと荒い(詩は素敵なんですけどねー)と思われるゴスペラーズに比べて、こちらの方が綺麗でしっとり曲を聴いていられるといった感じです。実は、昨年の紅白歌合戦で初めて彼らを見て、初売りでCD買っちゃったんですが^^;それにしても日本人がソウル歌うとなぜ「あちら(洋楽)を意識してがんばっちゃってんのねー」という感じになるのでしょうね。彼らももう少し力を抜いて、印象に残る曲を歌っていくともっと売れると思うのですが。って、もう売れてるのか。


90 エリック・サティーの風景 / JOHN HACKETT

STEVE HACKETT,「ジムノペティ」とかでおなじみのクラシックピアノのサティの曲をフルート+ギターで地味~に演奏している1枚。完全にお昼寝のBGM系です。ジャック・ルーシェ等のポピュラーのピアニストがカバーしているのは今まであったのですが、ピアノの曲をギターに移調して弾くのは大変なんだそうです。で、このギターのSTEVEさん、かつて「ジェネシス」というバンドで活躍したロックギタリストなんだそうです!やはり1度はクラシックに帰りたくなるものなんでしょうかね・・・


89 PAPILLON / 島谷ひとみ

いきなりJ-POPから1枚。これラジカセ購入時のデモ曲でずっと聴いていて覚えてしまい、別のCD買いにお店に行ったらそこでかかっていたので「(天井指さして)これください」というと「明日アルバム発売です^^;」というわけで発売日に購入してしまいました。タイトル曲はジャネット・ジャクソンの曲のカバーだそうです。あと私はよく判りませんがドラマ曲になった?「市場へ行こう」とか「解放区」とかも入ってます。西脇唯+パフィーのアジア系をかぶせた感じ、で判ります?バックが結構ちゃんとした演奏になってます。デビュー時のアムロちゃん(もろ打ち込みって判るバック演奏だった)とは力の入れ方が違います。


88 PIANO TAPESTRY / 国府弘子

国府さんが有名どころの曲を1人ピアノで好き勝手に弾いている即興アルバム。これで\3000強で売り物にできるんだから良いよな~なんて思いつつ、これまでの国府さんの演奏の中では結構好きな方です。今までこのヒトはJAZZなのかヒーリング系なのかどっちつかずみたいな印象があったのですが、「本当にピアノの音が好きなんだろうな」というのが伝わってくる素朴な1枚。BGMにも寝る前の子守歌的に聴くこともできます。自分も仕事から帰って寝る前にちょっと弾く時、こんな感じで弾けたら楽しいだろうな~と思いますね。


87 KISORⅡ / RYAN KISOR

これも”弾きまくる”というか”吹きまくる”先鋭JAZZトランペッターのクインテット。前回に引き続きスタンダードナンバーをわかりやすく軽快に演奏しまくってくれるカイザーさん。1曲目の"THESONG IS YOU"なんて弾きたいと思うも鍵盤では手足がついていけない位のすごいアドリブ・・・JAZZファンって「マイルスに似てる」とか「クリフォード・ブラウン的」とかって聴く方が多いみたいですが、私が天然JAZZファンではないせいでしょうか、新しい方が音源も演奏も聴きやすくて良いじゃん、なんて思っちゃいますね。少なくともマイルスとか過去の大御所アルバムよりはカイザーさんをオススメしてしまいます。


86 THE TRIO / JOEY CALDERAZZO

ブランフォード・マルサリスやマイケル・ブレッカーと一緒にプレイしていたJAZZピアニストのトリオアルバム。ベースがあのジョン・パティトゥッチ、ドラムがジェフ・ワッツ。JAZZって(1)渋く人生を語りたくなるような曲(2)ひたすら理論に挑戦!みたいな難解なフレーズの嵐(3)甘いひとときを過ごしたくなるような曲(4)とにかく演奏が楽しいの!的に弾きまくってる曲、みたいに分かれる気がしますが、これは全編私好みの(4)”攻める弾き方”する演奏になってます。これだけアドリブ弾きまくれたら気持ち良いだろうな~!


85 THINKING OF YOU / 喜多郎

この度、坂本龍一氏に続きグラミー賞(アカデミー賞だっけ?)を受賞したシンセ奏者の喜多郎氏のこのCは、輸入盤で安く買うことができました^^;やはり受賞記事には「ヒーリング」という言葉が載っていたので「ああまたクライマックスで今はやりの雄叫び系コーラスが入っちゃったりするのかな」と思いつつ聴いてみたら、その昔の「シルクロード」の時の音色をほとんど変わらないシンセの音でした。やはり多少ティンパニが鳴り響いて派手にはなってますが。米国でウケる曲想、という意味でも参考になります。


84 UNDER THE SKY / 野呂一生

ご存じCASIOPEAリーダー&ギタリストの4枚目のソロアルバム。1曲目を聴いたとたんに「あーなつかしい、なごむ~」と思ったのは私がCASIOPEAファン歴20年なだけではなくて、全曲「フレットレスギター」という普通のエレキギターより甘い音色の楽器を使っている事や、バックが元T-SQUAREの和泉宏隆氏+DIMENSIONの徳永暁人氏+元CASIOPEAの熊谷徳明氏というJ-フュージョン界ではなじみのメンバーとか、なんと言ってもメロディメーカーな野呂さん節が健在というのが一番の理由でしょうね^^*野呂さんのソロの中では一番オススメかもしれない1枚です。


83 DON'T SOMETHING / SOULIVE

ファンキーなORGAN+GUITAR+DRUMで構成されたトリオ。ハモンドB3なんて使うとたいていJAZZになっちゃいますが、これは踊れるFUNK系。3月にブルーノート東京で来日初ライブがあったそうです。絶対ライブで生で踊った方が楽しいと想像できるかっこよさ!タイトル曲にはブラスセクションもフューチャーされてなおさら栄えるサウンドです。というか、こんなにJAZZしてなくてファンキーな彼らがブルーノートレーベルでCD出版とかブルーノートXXでライブをやるというのも、ある意味将来を期待されている証なんでしょうね。


82 日本 映像の20世紀 / 千住 明

偶然TVでかかっていたエンディングタイトル曲の旋律がすごく心に残って、とっさに見た画面に出た最後のロールにあった作曲者名と"NHK"の文字と新聞のTV欄の「日本映像の20世紀(再)」を手がかりに探し続け、やっとCDNOWでGET!このタイトルの旋律が微妙に手を変え題名を変えて何度か登場しますが、この旋律だけで何だかジンと来ます。ボーカル曲(子供の歌)はちょっとずっこけますが、他の挿入曲などもGOOD。ちょっと前では「あすか」とか、NHKものも結構掘り出し物がありますね。


81 BEWITCHED / TOKU

このCDを見かけた時はTOKUさんって何者か全く知らず、曲名に"FLY METO THE MOON"があるのとジャケットのルックスのみで面食い状態で購入してしまったのですが、聴いてみたらそのGOODLOOKINGからは想像できない「低音の魅力」的JAZZヴォーカル+フリューゲルフォン奏者でした。ちなみに日本人です。曲もタイトル曲のようなスタンダードから、SADEの曲等、選曲もお洒落。夜にコーヒーを飲みながらゆったり聴くには最高の1枚。今年の札幌芸術の森JAZZFORESTでも出演決定だそうで、この夏がとってもとっても楽しみです!


80 いのちの讃歌 / 中丸三千繪

もらいもので、なにげにかけてみたのですが、クラシックが胎教に良いというのが判る気がした1枚。萬有製薬85周年記念盤、と書いてあります。1曲目がソプラノ独唱で「アメイジング・グレイス」でちょっと心の洗濯という感じが本当にしました。普段クラシックを聴かないヒトに特に効きそうなおクスリですな^^;これは非売品ですが、世の中にはたくさん低価格でクラシック曲集が売ってますので、それでオペラものを手に入れるとよろしいのでは。


79 JAZZ IN THE CAFES

オムニバスものですが、まず参加ミュージシャンが凄い!デビット・サンボーン、マイケル・ブレッカー・スティーブ・ガッド、グローバー・ワシントンJR.、など等など。かといって曲調は「JAZZ気分でお茶できる」と銘打っているのでライト・フュージョン系。スムース・ジャズというジャンルに入るのかもしれません。惜しむらくは、同梱のライナーに「この曲は誰がどのパートで参加しているか」が記載されていないこと。だって総勢20人+OTHERS、と書いてあるから全て全員でやってる訳無いじゃないですか^^;うーん曲毎のメンバー知りたいなあ。


78 TOMORROW TODAY / AL JARREAU

たまにはヴォーカルものも聴きましょう。念願の新作!アル・ジャロウ氏の声質はそういえば、先のイヴァン・リンスと似ているかもしれません、曲調も雰囲気も。こちらは全編ポップス系リズムで、JAZZともPOPSともFUSIONとも言って良いマルチジャンルの、ちょっと耳に優しい軽いタッチのアレンジです。ドラムスはあのスティーブ・ガットだ!しかし変わらないですね、声といい雰囲気と言い。個人的には『癒し系』に入ってしまう1枚です。


77 A LOVE AFFAIR・THE MUSIC OF IVAN LINS

実は私、いつもCDを買う時はお店で初めて見て聴いてピピっと来たものを購入するのですが、これは珍しく指名買いしました。イヴァン・リンスのトリビュートアルバムです。”トリビュート”って亡くなったアーチストへの追悼盤かと思っていましたが、別に生きているヒトでもトリビュートって言うんですね。そういえば日本でも「加山雄三」さんのトリビュートがあったっけ。で、曲が全てイヴァン・リンスだから良いのは決まっているのですが、最後の曲だけ本人が歌ってます。それを聞くと「やっぱり本人が歌っているアルバムが良いなあ」と再認識してしまいました。


76 BASIE&BEYOND / THE QUINCY JONES - SAMMY NESTICO ORCHESTRA

でました、クインシー・ジョーンズの新譜!今回は全曲、思いっきりスタンダートな編成のビッグバンドによる演奏です。近年割とビッグバンドアレンジが流行ってるみたいですが、ちょっと派手目な光り物アレンジ(と個人的に思ってる・・・)が多い中、これはホントのよくある普通のビッグバンド。1曲目は「エイプリル・イン・パリ」の十八番のフレーズかと思いました^^;相変わらずアレンジも勉強になります、生でぜひ聴いて見たいです。


75 HEARTS / DIMENSION

最近、日本のフュージョンといえばこのバンドなんですよね?リズム隊をメンバーに持たない不思議なトリオがこのDIMENSION。このアルバムが通算14枚目で、それまでの「スリル・スピード・テクニックのギンギンフュージョン」とは雰囲気変わって、タイトル通りちょっと丸くなってます。1曲目聴いたら、ちょっとお洒落にしたJAZZ?なんて思いますよ。実は所々のフレーズや構成が「これブレッカーじゃん」とか「ここはパット(メセニー)」「この辺はダルファー」なんで洋物のイイトコ取り、という気がして買うの悩みました。買っちゃったけど。逆にあまり洋物のJAZZ・フュージョンを知らないヒトが聴くならばハマるかもしれません。


74 SALTIII / 塩谷 哲

エレクトーンの英才教育を受け、オルケスタ・デ・ラ・ルスでラテンに踊り、SOLT&SUGARでしっとり聴かせ、最近はまた「熱帯JAZZ楽団」でラテンもやってる塩谷氏。ソロになると、もっと彼のルーツは判らなくなります^^;が、独特の作風を持っているのと、ある意味色々な面を持っているのが羨ましいのと、やっぱりテクニックはすごいんだよな、というのが一気に判るのはこのアルバム。この後のソロアルバムはラテン系が前面に出てしまうので、まだフュージョンで止まっているこちらの方を挙げておきました。


73 イマージュ EMOTIONAL & RELAXING

さて『癒し』という意味での流行りを探るには格好の1枚がこれ。「世界遺産」「リベルタンゴ」「あすか」「ローズ」など全てドラマや映画・CMのサントラで、解説にそれぞれの収録アルバムなど載っているのは便利。私なぞこれで初めて「タイタニック」を聴いたという非国民ぶりです。しかし大曲風のオーケストラチックアレンジが多いので、これが本当に「癒し」なの?というギモンも。あくまで「癒し、という流行物研究材料」としては、なかなか便利なのかと思いますが。


72 In Blue  / the Corrs

かなりしばらくFMチェックをかまけていたら、普段は全然音楽おたくじゃない友人から「今ノースウエーブで人気あるんだよ(2000年8月頃)」と教えられた1枚。ホントに「ポップス」な位置のジャンルでドライブ向き、万人にオススメできる1枚です。久々に女声コーラスポップスグループ(女性3人+男性1人)の曲を聴きましたが、インストみたいに凝りまくったリズムとか構成とか無いので、気楽に聴いていられます。こういうのもある意味「癒し」かな?


71 MG4 / MONDO GROSSO

日本人だけのアシッドジャズグループ。インコグニートが流行だした頃は「モンドグロッソっていまいち垢抜けないな」なんて思っていましたが、このアルバムは日本人的でありながらもファンキーさは洋物的です。今となっては個人的には、初代からメンバーチェンジしちゃったインコグニートよりもこちらがオススメ。画一的なフレーズが流れる中でボーカルが入る曲なんかは、”カウントベーシック”や”ポール・ハードキャッスル”なんかを放逸させてくれます。


70 1999 Classics / 松本淳一・内海源太・平沼有梨

エレクトーンEL-900という機種1台だけでクラシックのソロを聴かせてくれる1枚。曲はおなじみの「威風堂々」とか「シェヘラザード」とか「木星」とかだったりしますが、はっきり言ってエレクトーンもここまで来たか、という感じ。どう聴いても原曲のオーケストラそのもの、1人で弾いているように聞こえないのがまたある意味コワイ。このCDは自主出版ということで、お3人の講座とかコンサート会場とかでしか手に入らないかもしれませんが、見つけたらぜひ手に入れてください、絶対に!


69 JESSE VAN RULLER EUROPEAN QUINTET

演奏は渋いギターのJAZZ、ジャケットの裏にはパットメセニー、ジムホール、ジョンスコの名前。てっきりこの大御所3人参加かと思ったらさにあらず、とあるコンテストで優勝しちゃってこのCDまで録音したのは、若干16歳のギタリスト。冒頭の3人の記述は、16歳の彼を褒め称えるメッセージだったのでした。最近、また昔の古典的?なJAZZ(フュージョン寄りではないということです)を演奏しているCDが多いみたいですが、これもその1つ。友人”赤銅”に聴かせてもらって、はまってしまいました。


68 ロシュフォールの恋人たち オリジナルサウンドトラック

三菱自動車「ランサー・セディア」のCM曲でかかっていた”キャラバンの到着”という1曲目の曲が、吹っ飛んだビッグバンドSWINGでかっこいいなー、とWWWを探して見つけた1枚。三菱自動車のサイトのQ&Aページに、全車種のCM曲一覧がありました(URL失念、ごめんね、YAHOO!自動車から探してください)。フランスの姉妹を主人公にしたミュージカルで、全編でフランソワーズ・モレシャンさんみたいなヒトの声で「ダダダダダダ」なんて入っているのがお洒落と言うかうるさいと言うか^^;でもおもしろいっすよ。


67 あすか オリジナルサウンドトラック

NHKの朝の連続テレビ小説「あすか」のサウンドトラック。作曲は全編「大島ミチル」さんです。1曲目の宮本文昭さんのオーボエを聴けば「ああ、あの曲!」とだれでもわかるはず。実は私もこの1曲目に惚れて、自分でも弾いて見たくて購入してしまったのでした。サントラにしてはダダーン!という曲が1つもなく、全体的にほのぼのしてしまう1枚です。


66 VIEWPOINT / ケイ赤城トリオ

日本人がJAZZると、いまいち演歌風?というか海外プレーヤーには珍しい(どろくさい、とも言う?)雰囲気があるのが常ですが、このアルバムは外国人プレーヤーのアルバムと言って聴かせても違和感ないノリがあります。このピアニスト、ケイ赤城さんは現在カルフォルニア大学のセンセイだそうで、かつ演奏活動を続けての今回のリリースだそうです。日本人JAZZMANだって、捨てたものじゃないぞっ!2000年は全国ツアーもあるらしい(札幌は7/7だよ!)。


65 RAIN FOREST / WALTER WANDERLEY

知ってるヒトは「今ごろ取り上げるの?」と言われそうな、ボサノバの大御所。オルガンの教則演奏。聴いている限りではなーんてことない、古懐かしいサウンドですが、これ弾こうとするととても難しいものです。手首がかなり強くないと出せない音なんです。これから夏に向かって、とか、あまり難しいこと考えたくない時とか、基本に帰りたい時など、もちろん「ワルターワンダレーってダレー?」という方にはもちろん聴いていただきたい。


64 IN THE SPIRIT / JAY HOGGARD

私にとってJAZZで譲れない楽器は「ハーモニカ」と「アコースティックギター」そして「ビブラフォン」なんですが、これはビブラフォンとフルートがメインのさわやかだけどモダンなJAZZ。この編成だとボサノバに走りがちですよね。でもモダンジャズ、というのが都会的、とでも言うのかな。ビブラフォンというと”ミルト・ジャクソン”とか”ゲイリー・バートン”等が有名ですが、この方もなかなかCOOLな音を聴かせてくれます。ジャケットで見る限りまだ若そうですし、これからの注目株になるかも。


63 JAZZ ORGAN TRIBUTE / 橋本有津子&小野みどり

ハモンド・オルガンといえばJIMMY SMITHなどの海外プレーヤーばかり有名ですが、日本にもこんなにパワフルなオルガニストがいたんですね、しかも大阪には女性プレーヤーが多い!こ、お2人それぞれのトリオで、黒人プレーヤーさながらの熱演を聴かせてくれます。同じハモンドなのに音が違う・・・このCDは、日本でハモンドB-3を納品している「YSコーポレーション」が製作したもの。大阪の”ラグタイム”というライブバーで知り合った同社の代表の方に譲って頂いた、私にとっては貴重な1枚。興味のある方は上記HPから問い合わせて見てください。


62 BRINGING IT TOGETHER / STEPHANE GRAPPELLI & TOOTS

THIELEMANSバイオリンのおじーちゃんとハーモニカのおじーちゃんが共演する、何とも和む1枚。私も必要にかられて何枚かJAZZのCDは聴くのですが、結局こういうのが一番好みだったりします^^*JAZZにバイオリンっていうのはあまりなじみがないかと思いますが、これが逆に和みに一役買っています。ハーモニカの音色もからまって、おなじみ「BYEBYE BLACKBIRD」「YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO」等のスタンダードが心地良いです!


61 ILLUSION / 本田雅人

元T-SQURE所属のSAXプレーヤー本田氏の3枚目(のはず)のソロアルバム。1,2枚目はフュージョンタッチでEWIなどを使った、T-SQUAREの面影そのままの作品で「脱退した意味ないじゃん」と思ってましたが、これは全曲アコースティックSAXでクインテット編成のJAZZタッチに仕上がっています。フュージョンらしいテーマを持つ曲もありますが、この編成なのでCOOLに仕上がってます。SAXのアドリブもJAZZらしいよどみないフレーズにびっくり!ピアノのヒトは違うヒトの方が良かったかなあ?とも思いましたが、聴くにも弾くにもおもしろそうな1枚です。


60 ”newly”/スピリチュアル・ヴァイブス

雰囲気的にはアシッド・ジャズとポピュラーの間みたいですが、(モンド・グロッソとピチカート・ファイブの間、かな?)バンド名の通り、ヴァイブ(ビブラフォン)をフューチャーしたそのサウンドはああ日本人にも「さりげなくおしゃれな」音を出すアーチストが出てきているなあ、という感じを受けます。けだるい休日の午後のBGMに、いかがでしょう?


59 時の花束/中村由利子

感覚派(?)ピアニスト中村さんのセカンド・アルバムです。このアルバムに色を付けるなら”紫色”のイメージです。「なんのこっちゃ」と思われるかもしれませんが、一度聞いて頂けると、その雰囲気が分かると思います。ただのBGMや環境音楽ではかたづけられない様な、真が1本通っているような。もしあなたがピアノを弾けるのでしたら、ぜひ市販の楽譜を入手して弾いてみることをオススメします。


58 T.K.BREEZE/伊藤たけし

”元スクウェア”のSAX奏者伊藤さんは、ソロになってからこのアルバムが一番「伝えたいことが分かり易い」というか、肩の力が抜けて自然体でやっているな、という感じを受けました。(とても生意気なコメントですが)”大人のフュージョン”と言う感じでしょうか。最近の日本のフュージョンのなかでは、一押しのお勧めのアルバムです。


57 エイプリル・イン・パリ/カウント・ベイシー・オーケストラ

カウント・ベイシー・オーケストラといえばビッグ・バンド・ジャズの名門ですが、表題の曲は、演奏したときに観衆から大喝采を受けたため、カウント・ベーシーがとっさに"ONEMORE TIME!"と叫び、エンディングの部分を何回も繰り返し演奏したところから、このバンドの”十八番”となり、次からこの曲の終わりを5回も6回も繰り返すたび、観衆は大喜びだったそうです。このCDからも、その雰囲気が伝わっています。


56 エビータ/サウンドトラック

先日映画を見ました。話の内容は単純に一人の女性の生涯を描いただけなのですが、マドンナが最初想像していたより歌が上手(失礼だ!)で、平成の”ウエスト・サイド・ストーリー”を見ている気分でした。このCDは、最初に映画(今ならビデオ?)を見て話の筋書きを覚えてから聞くと、より思い入れがあって良いですよ。


55 KISOR /RYAN KISOR

ここでスタンダードに鳴っているJAZZも挙げておきましょう。これはトランペットのクインテット、選曲は全編クリフォード・ブラウンにちなんだものになっています。割とCOOLな曲もあるのにカイザー氏のペットは結構丸い、穏やかな音色を出すんですよね。誰でも知っているであろう"IREMEMBER CLIFFORD"から、エレクトーン弾きなら知っているかもしれない"CHEROKEE""DAHOUD"ちょいとマニアックな"JOHDU"など、文字通り「JAZZ初心者からマニアまで楽しめる」1枚。


54 PRIME CUTS-THE COLUMBIA YEARS 1987-1999 / GROVER WASHINGTON

JR.,うーむ、最近とみにJAZZ寄りだった耳には懐かしくもありファンキーさが心地よい1枚です。題材になっている曲はおなじみ"TAKEFIVE"などのJAZZモノもあるのですが、アレンジは全編ファンキーなポップス系フュージョン、かな?SAXを軽快に吹きまくってくれています。系統で言うと「クルセイダーズ」あたりを思い出してしまいました。これから春になって雪が溶けたら、これをかけながらドライブに行きたくなりますね!


53 TWO BLOCKS FROM THE EDGE / MICHAEL BRECKER QUARTET

マイケル・ブレッカーといえば、共演作や”ブレッカー・ブラザーズ”も含めてかなりの数のCDがありますから、ファンも多いと思います。私もお気に入りは何枚かあるのですが、ここではちょっと新しめのアルバムを取り上げました。カルテットですがパーカッションが入って5人なので、メロディックな楽器はマイケルのSAXだけ。でもでも、間がもっちゃうんだよな、カッコイイんだよなあ!パーカッションとのからみもイイ雰囲気です。JAZZ寄りの洒落たブレッカーが聴きたい時にどうぞ。


52 EVERYTHING I LOVE / ELIANE ELIAS

伝説に残るピアニストの後は、美人ピアニストのこの1枚をご紹介。彼女はピアニストでもあり、ヴォーカリストでもあるのですが、以前ボーカルを前面に出した方のアルバムは私は好きではなく、今回も試聴盤では「あ、イリアーヌはパスね」なんて通りすぎていたのですが、店内にかかっている曲がボーカルの後のピアノソロがすごい!と思わず店員さんに伺ったところ、まさに今、通り過ぎた試聴盤(これ)でした^^;このCDはJAZZのスタンダード中心に「ピアニスト・イリアーヌ」を前面に押し出した硬派な1枚。大西順子さんもそうだけど、女性ピアニストって演奏がたくましいよね・・・


51 MUSIC / MICHEL PETRUCCIANI

昨年惜しまれつつ亡くなった「小さな巨人」ピアニスト。実は彼の別のアルバムを以前ここで紹介したことがあるのですが、やっぱりこれも掲載してしまいました(このコーナー初^^;)。本当はJAZZピアニストなのですが、このアルバムはフュージョン寄り。しかしよくあるフュージョンとはまた違って、やはりアドリブなどはばりばりに聴かせてくれます。どの曲も結構弾きまくっているのに、そうは感じさせない聴きやすさ。しかしコード構成はやはり難解。この中の1曲をコピーしてみて、ひとくくりに「フュージョンとかJAZZと言うジャンル」に当てはめられないのが、よーく判りました。。。


50 香りのある風景~聴くAROMATHERAPY/平部やよい

平部さんは元々エレクトーンプレーヤー。でもこのCD,あのカネボウが出してるんですよ。そのコンセプトは「アロマテラピーを取り入れた香りたつ音楽を」だそうで、エレクトーンだけではなく生のフルートやバイオリンなどもフューチャーして、全ての作曲とアレンジと演奏を平部さんが手がけています。よくありがちな「電子オルガンの音」はしませんのでエレクトーンにくわしくない方も大丈夫。文字通り、おやすみBGMにぴったりですよ。


49 KINGDOM OF DESIRE/TOTO

私的にはこの分野、あまり縁がないのでよく判らないのですが、TOTOはもうたくさん名盤があるんでしょうね。私が「TOTOって結構良いじゃん」と思ったのは、この中で唯一のインスト曲「JAKETO THE BORN」、友人が「これバンドでやるんだけど、キーボードソロが難しくってー」と聴かせてもらったのがきっかけ。いや偏見なんですが、ボーカルをフィーチャーしてるバンドがインストやっても様になるバンドって、そうそう無いんじゃないでしょうか。


48 PLANET E / ESCALATORS

個性的なボーカルZOOCOの声が魅力なエスカレーターズのたぶん1stアルバム。「SKYHIGH」はお掃除BGMにぴったり^^?ジャケットだけ見るとある種ちょっとコワイんですが、中身はフツーの邦楽・・・だと思います。全体的にアナログシンセのSE音などがちりばめられていて、そういう意味ではちょっとレトロなテクノ?って感じかな。。


47 FOOTPRINTS/PAT MARTINO

ギタリストMARTINOさんのしぶ~いGUITERが心地よいです。何と、CD中の1曲の楽譜が付いていた!で、このタイトル曲が私は昔から好きで、ここのギターで聴かせるヴァージョンがたぶんポピュラーなんでしょうが、以前ここにも紹介した「GRPALL-STAR BIG BAND」のアレンジや、ギター2本でのデュオバージョンも結構良いですよ。この曲を弾きたいと前々から思っているんですけどね。テーマが単純なので却ってむずかしい・・・


46 COOL WOODS/PHIL WOODS QUARTET

JAZZにしては結構アグレッシブなSAXを吹くWOODSおぢさんとその仲間たち(大西順子さん、RONCARTER,BILL GOODWIN)によるスタンダードナンバーを集めた1枚。演奏もさることながら、ちょっとためになったのはこのCDの解説の寺島靖国氏のコメントの一節。引用します。「大西順子もメロディアス。私はこの人のメロディアスな面に注目している人間である。この人はどんな時でも空フレーズを弾かないのが美点長所だ」…ここに、私が今まで疑問だった「JAZZの曲の中に、どーしても好きになれない演奏があるのはなぜ?」というのが解決した次第です。CDの聴き方も、ちょっと変わりましたね。


45 Both Worlds/Michel Petrucchiani

近年、惜しまれつつ無くなった「小さな巨匠ピアニスト」の彼のアルバム。最近は追悼版として帯がかかってCDが売られていますね。こちらもピアノトリオですが、ちょっと聴くには割と難しいかも。でも綺麗な曲が揃っています。この中の1曲をボイシングの題材にしてコード付けしたことがあるのですが、やっぱり難解なコード進行でした。しかしコンポーザーとして見ると「何でこんな複雑な進行思いつく??」と勉強させられます。


44 Ryo Fukui In New York/福井 良

サッポロ在住のJAZZピアノ奏者。「スロウボート」というお店をお持ちです。ここではピアノトリオで前編収録されていますが、とある市民BigBandのライブで彼がゲスト出演した際に演奏した"MELLOWDREAM"というオリジナル曲がすごく気に入って(この時はブラスセッションでアレンジされていた)、ファンになってしまいました。ピアノトリオといっても、割と聴きやすいサウンドになっていると思います。惜しむらくは、CDを扱っているお店がなかなか見つからない事。コンサート会場で手に入れるのが一番確実なようです。


43 ウクレレ・マン/イワオ

今時、高木ブーさんが火付け役?で、ウクレレが流行っていますよね。CD屋さんでも特設コーナーが設けられています。これもお店でかかっていたのに惹かれて、何気なく購入してしまったのですが、今時期の暑くて寝苦しい夜の子守唄にはぴったりです。とっぱじめから波の音が入っていて「いかにもって感じ?」と思いきや、前編通すと結局なごんでしまうんですねこれが。しかしドライブ時には聴かないほうが良いです。結構きます^^;


42 JAZZ Has a Sence Of Humor/ホレス・シルバー・クインテット

ホレス・シルバーといえば"NICA'S DREAM"や"SISTER SADIE"などが有名ですが、これは「今の」ホレス・シルバーです。スタンダード曲を生み出して終わってしまった方ではないのです。全曲を通して、上述した代表曲のイメージを追従しながらも、楽しくファンキーに仕上がっています。ドライブのお供にしても似合うかも?とりあえずJAZZしたいけれど、難しそうなのはいやだなあ、もっと楽しいの無いの?という方にオススメです。


41 熱帯JAZZ楽団Ⅲ~My Favorite~

元オルケスタ・デ・ラルスのカルロス菅野、高橋ゲタ男、塩谷哲、元カシオペアの神保彰の各氏を初めとした売れっ子ミュージシャン達が集まって結成したラテンBigBand.皆ハードスケジュールのため、このメンツ全員でライブが出来るのは1年に1度あるか無いか、とか。この3作目は、ブラスバンド経験者なら1度はやったことのあるナンバーや、うちの母が「若い頃流行ってた」というナンバーまで揃っているので、年代問わず楽しめる1枚になっています。このCDは3作目ですが、2作目も良いぞ!との情報あり。そちらも機会があったらどうぞ。


40 TOP SECRET/野呂一生

実はCASIOPEAフリーク18年目の私、このCDもだいぶ前にGetしていましたが、このCDのもう1つの良さが判ったのはつい最近のこと。CD-EXTRAなので、プロモーションVTRとか、MIDI演奏とかがPCで見られるのです!対応OSがWin95/98なので、VAIOC1を手に入れて初めて見られたのでした。(ちなみにVAIO C1で再生する場合は、フルスクリーンにしない方が良いです^^;)追っかけお嬢の私はもとより、DTMに興味のある方にもオススメです。あ、もちろん曲もいいですよ。1曲目の5拍子なんていかにも野呂さんらしいし。


39 BLUES GROOVE/THE JIMMY MCGRIFF & HANK

CRAWFORD QUARTETジャズオルガン(ハモンド!)とアルトサックスとBASS,DRUMS編成のカルテット。オルガン奏者も根気よく探せば結構見つかるのですが、フュージョン出身の私にはどうにも聴きにくいなーと思う中で、これは割とすんなり聴けた1枚です。まあコピーしようかな?と思っても結構大変ではありますが、あのJAZZ独特(と勝手に思っていますが)のわけわかんなくこねくり回すソロが無いだけでも^^;のんびり楽しめます。


38 Akio Sasaki Quartet in Kobe RGN1004

エレクトーンやオルガン界でのJAZZな第1人者、佐々木昭雄氏率いるカルテットのライブ版CD。別に師匠だから紹介、というわけではありません。一応CDなのに、きこえる音が何ともアナログ。レコードで聴いている様です。オルガンがハモンドのせいだけじゃないはずだ…昔のジミースミスのアルバムのリバーブの効かせ方に似て(似せて)いるのかな?でも、氏だってかなり海外でも修行してかなりJAZZに浸っていると思うのですが、なぜか音は日本人的なんだな(別に悪い意味じゃないですよ)と思うのは気のせい?それともこれが、氏の個性なんでしょうか?


37 TIME TUNNEL/角松敏生

久々に登場の角松氏。これまでにもアルバム毎にテーマを設定してリリースしているのですが、今回のテーマは”時”だそうで、全曲に”時”の言葉が入っています。しかしいつもながら、スタッフロールに記載される楽器担当の名前はぜーんぶ"TOSHIKIKAODOMATU"多重録音しまくりです。いつもながらのギンギンなフュージョンスタイルの中に1曲、沖縄民謡のような曲が入っていて、本当に沖縄の言葉がしゃべれる方が角松氏とDUOで歌っているのがあるのですが、声質がそっくり!よくみつけたものだなあと変なところで感心してしまいました。


36 First Love/宇多田ヒカル

今時はやっぱヒカルちゃんでしょ!と公言してもオッケーな1枚。彼女の作詞・作曲はもとより、ここは仕掛け人(アレンジャー、プロデューサー)が誰なのかを知りたくて、発売日前日にGetしてしまいました^^;曲作りに関して彼女がどこまで手がけたのかが不明ですが、ここはプロデューサーのAKIRAMIYAKE氏と、アレンジャーの皆様(1曲ごとに3、4人で手がけているようです)に拍手!どの曲もそれなりにちゃんと聴ける曲に仕上がっているし、詩も結構イイと思う。最後の彼女のコメントが全文英語で、最後の最後"MA-I-DO-A-RII~"の部分はかわいいですね。


35 STAND BY ME/MAURICE WHITE

このアルバムと出会ったのは何と、ディスカウントストアのラジカセ売場でかかっていたデモテープ・・・しかしあなどれませんでした、こんな所で見つけたということは、それだけ覚えやすくて聴きやすいという事なんでしょうね。おなじみ「INEED YOU」を聴けば「ああ、このヒト!」とすぐに判ることでしょう。ドライブのお供やパーティーのBGM等、結構オールマイティに活躍しそうな1枚。


34 音楽畑2/服部克久

服部氏の「音楽畑」シリーズは現在は確か5ー6盤あったと思うのですが、全体的にヨーロピアンなムードミュージック雰囲気を醸し出すこのシリーズの中で、ちょっと異質なのがこの「2」。何せこの時代(1985年)にサンプリングが多用されていて、犬は吠えるわネコは鳴くわ火山は爆発するわ、でなかなかコミカルな雰囲気を楽しめます。クラシック畑のヒトもこんなことやるんだなあ、とちょっと心惹かれた1枚です。


33 THE DREAMER ROMANCES FOR ALTO FLUTE VOL.2/MICHAEL HOPPE・TIM

WHEATERアルトフルートとキーボードのデュオ。ジャンル分けするとニューエージ・ミュージックです。それぞれの曲は、ライナーに掲載されているポートレートの被写体の方々に捧げられたものだとか。全編に流れるアルトフルートの透明な音色が、お昼寝のBGMにぴったりです。CD購入の際、なぜかポプリが付いてきました。(関係無いけど、私がフルートを吹くと、アルトフルートの音域しか音が出ないのはなぜなんでしょう?)


32 MOTHER EARTH/大黒摩季

パワフルですー!全体的に、ライブ感を押し出しているのでしょうか。これをBGMに掃除機かけたら、ものすごくはかどりそう・・・今ノリにのってる彼女、渡辺美里さん(私もファン!)をもっととんがらせた感じです。彼女は実は北海道出身で、元カシオペアのドラマー熊谷氏も参加していたということで、もっとがんばってメガヒット飛ばして欲しいなー、と私的に密かに応援しているのです。


31 WHO LOVES YOU - A TRIBUTE TO JACO PASTORIUS

最近久々に、ゾクゾクっと感動した一押しのオススメ盤。没後11年目のベーシスト、ジャコ・パストリアスのトリビュートアルバム(ジャコを慕う人々が参加して彼に捧げたアルバム)です。実は私は、彼の全盛時代(ウエザー・リポート時代も含めて)をほとんど知らないのですが、それでも、本当にミュージシャンらしい生涯を送った彼と、そんなJACOを慕うヒトの多いこと!がよく判る1枚です。参加ミュージシャンもすんごく豪華。ここでうだうだ説明するより先に、ぜひCDを手に入れて1度聴いてみてもらったほうが話が早いですから、今すぐ貴方もCD屋へGO!


30 バレエ音楽「三角帽子」/ファリャ

クラシックにもモーツァルトやベートーベンの様なおなじみのものばかりではなく、近代にはかなり踊れる曲もあるようで、その代表的なものがバレエ曲。スピード感あふれる展開に、気持ちが盛り上げられます。他の「ペトルーシュカ」等に代表されるバレエ音楽のなかではかなり、とっつきやすいと思います。しかし粉屋の女房とか近所の人や代官が踊る(みんな「代官の踊り」というようなタイトルが付いている)と、どうして「三角帽子」なのか、私には判りません。。。


29 SWEET REVENGE/坂本龍一

どうしてテクノなYMOから、クラシカルな「戦メリ」に行けてしまうんだろう、とそのマルチな才能がうらやましい彼ですが、このCDの中のオススメ曲は今井美樹さんとのデュエット。実は私は今井さんのソロはいまいち好きになれないのですが、ここでの1曲は「二人の果て」という曲名の雰囲気を見事に演出しています。淡々と流れていく1曲ですが、このためにこのCDを手に入れても惜しくないです。


28 おしゃれ30・30/阿川泰子

前に確か日曜夜に、古館伊知朗氏と阿川泰子さん司会でやっていたトーク番組で、必ず1曲阿川さんが「ゲストのために選んだ1曲」を歌っていました。これはその時歌ったJAZZヴォーカル曲を凝縮したもの。2枚組ですが、スタンダードなものからそうでもないものまで、実に32曲も入っていて、かなりお買い得です。阿川さん独特の、あの鼻にかかった声が嫌いでなければ、JAZZ入門用にもオススメ。


27 PADLLE WHEEL/MANHATTAN JAZZ QUINTET

よくヴァイヴ奏者のミルト・ジャクソン率いる”MODERN JAZZ QUINTET”と間違われる事が多いのですが、こちらはスタンダードなJAZZクインテット(TRUMPET,PIANO,BASS,DRUMS)の、スタンダードにJAZZを演奏するバンドです。スタンダードな”SUMMERTIME””MILESTONE””AIREGIN”をこれが基準!という感じで、しかしかなり勉強させられる演奏で収録されています。JAZZらしく弾くのがいかに簡単そうで難しいか、再認識させられます。


26 アルチザン / 山下達郎

最近は”キンキキッズ”のプロデュースで活躍中の彼の曲はもう、どこでいつ誰が聞いても「あ、達郎の曲!」と判ってしまう強烈な個性と、夏にピッタリのメロディが魅力ですよね。このアルバムは確か6、7年前にリリースされたものですが、最初に入っている「アトムの子」はどうしてこんな名前??と不思議だったものの、ライブのオープニングで流れてきた時には鳥肌モノだったのを覚えています。


25 LIGHT YEARS / CHICK COREA ELECTRIC BAND

これだけアルバムも出して、これだけ著名なチック・コリアですから、「私はこれの方が好き!」とおっしゃる方が必ずいらっしゃると思います。事実このアルバムは、各音楽雑誌のレビューでも、あまり良い評価が与えられていませんが、人間最初に巡り会ったものにはやっぱり印象が強いものです。私が始めて聴いたチック・コリアは中学3年の頃、講師さん方がアンサンブルしていたこのCD中の曲"TIMETRACK"で、「そうか私が大人になったら、こんな曲も弾けるんだ」と感慨深かったものです・・・。大人になった今でもチック(特にアコースティックバンド)は難しすぎますが^^;


24 交響曲5番/マーラー(指揮:レナード・バーンスタイン)

とにかく、40分はぶっ続けで演奏する、演奏側も聴衆側も気合いが必要なマーラーの5番。高校生の頃に大学受験講座をぶっちぎって聴きに行った札幌交響楽団の演奏で感激して、CD屋に探しに行ったら、普通ならクラシックは¥1000とかで売っているのにマーラーの5番は無くて、¥3000(しかも輸入盤)も出すなら著名な指揮者のにしておくかな・・・と買ってみた!指揮者によってこれだけ演奏がちがうものなんだ、ということを認識させて頂きました。バーンスタインが著名な指揮者だったわけがよく分かる1枚です。


23 COTTON/神保 彰

現カシオペア・サポートドラマー神保氏が、まだカシオペアの正規メンバーだった頃にリリースした、1stソロアルバム。全曲中にL.Aヴォイセスというコーラスグループをフィーチャーした、これからの季節にぴったりのさわやか系の1枚に仕上がっています。これをきっかけに彼はこの後から毎年、L.A録音で現在もソロアルバムを出し続けているのですが、このアルバムを手に入れるなら、そろそろこれも店に急がないと危ないかもよ・・・


22 ソウル・オブ・ザ・タンゴ/ヨーヨー・マ

モダン・タンゴの巨匠アストル・ピアソラの没後、にわかにピアソラブームで様々なカバーアルバムが出ていますが、これはチェリストのヨーヨー・マが出したピアソラ氏のカバー集です。サントリーローヤルのCMでおなじみ「リベルタンゴ」を含む選曲はさながらピアソラ氏のベスト版のようですが、チェロを中心とした、でもあくまでもピアソラ氏の面影を残したアレンジで、好感が持てます。原曲よりもちょっと柔らかい感じでピアソラ’sタンゴが聴きたいという方に。


21 THE STREET OF DREAMS / JOEY DEFRANCISCO

とうとう、JAZZ ORGANの決定版を見つけました。今回、DEFRANCISCOのアルバム6枚を手に入れる機会に恵まれた(まだ全部聴き終えていないけれど・・・)のですが、どれもこれも、とってもハッピーな気分にさせてくれるアルバムです。今回はぱっと聴いて聞き易くて明るい、このタイトルのものを選びましたが、ハッピーなのにものすごいオルガンテクには脱帽。オルガニストの教科書とでも言うべき秀作揃いです。しかし彼のアルバムは全て廃盤、手に入れたい方は中古屋を探しましょう・・・


20 スタイリッシュ/マリーン

確か本当はJAZZボーカリストのマリーン、でもこれはこれからの季節、海辺とかにも似合いそうな軽快なFUSIONです。これも10年前位のリリースでしょうか。以前紹介した佐藤竹善さんのソロでも取り上げられている「WHATCHAGONNA DO FOR ME」が1曲目から入っていてノリノリです。以前洋楽好きな友人にこれを紹介したら「JAZZ界でもこんな人いるの!?」と喜んで頂けました。


19 UPFRONT/DAVID SANBORN

缶コーヒーの「ジョージア・オン・マイ・マインド」ですっかり有名になってしまったSAX奏者。でもこの後発売された、「ジョージア…」の入っているCDより、断然こちらがオススメ!とにかくカッコイイ、夕暮れの港の見えるバーでもどこでも、思いっきり浸っちゃってちょーだい!って感じのCOOLな1枚。ちなみに、これはJAZZではなくてアシッドJAZZ寄りのFUSIONです。


18 VOCALESE/THE MANNHATTAN TRANSFER

日本で言う所の「サーカス」男女4人コーラスグループ、でも大御所の彼ら。実は彼らのオリジナルアルバムは、どれもなぜか最後が暗いのですが、オススメはこれ!普段はJAZZインストで演奏されている曲を全て、コーラスのみの「だばだばだば…」でやってしまおうという試み。特に「AIRGEN」はシビレます!それに彼らは、絶対生で聴いた方がカッコイイ。1度だけライブで見たときにAIRGENやってくれて、その迫力と技巧に圧倒!って感じでした。機会があったらぜひぜひ。


17 蜃気楼/松田昌

エレクトーン界では有名なプレーヤー松田氏の、たぶん10年前位に出したアルバム。この頃自分で作ろうと思っていた曲の雰囲気がタイトル曲「蜃気楼」で「そうそう、こういうやつ!」と私に気づかせてくれた曲でもありました。でも一般には彼の名前もまだまだ知られていませんね。CD-ROM「オーロラ」音楽担当、って位かな…。きっとまだお店の、エレクトーンコーナーとかに売っていると思います。個人的には、彼にはここで止まっていて欲しかった。。。


16 新JAZZを聴きたくて:JAZZヴォーカルは恋のため息

オムニバス物ですが、当たりの1枚。「JAZZを聴きたくて」シリーズは、ノエビアのCMでもおなじみの鶴田一郎さんのイラストカバーでおなじみですが、「新」と付いて新たに5枚仲間入りしました。これはたまたま、お店でかかっていたのを気に入って購入しました。オムニバスにはどうしても有名どころのアレンジが入っていて、違う種類のオムニバス買っても同じ曲が数曲入っている、ということがありますが、これに掲載されているバージョンを単体で探しても見つけられなかったのです。というわけで、おなじみの「MYFUNNY VALENTINE」や「CANDY」も、結構楽しめますよ。


15 リズムスティック+1/CTIオールスターズ

CTIレーベルのアーチストが集まって録音したオムニバス。ですが、こちらの中心がデイジー・ガレスピーということもあって、こちらはキューバンやアフロ等のアフリカンジャズ(こんな言葉あるのか??)。いまにもジャケットのゾウさんが飛び出して来そうです。そんな中で唯一JAZZらしい1曲"FRIDAYNIGHT AT THE CADILLAC CLUB"はその名の通り、(JAZZの)クラブでの1コマを垣間見せてくれる様で、かっこいいです。


14 SOUL MESSAGE/RICHARD "GROOVE" HOLMES

JAZZオルガンの勉強に参考になるCDは…と探してウン日、やっと使えそうなCDを見つけました。構成はごくごくシンプルなオルガン+ギター+ドラム。「手ベース」の勉強もばっちりです。私と同じくオルガンやエレクトーンを弾く人には格好の教材になりますし、そうでない方にもJAZZのCDとしてはアクが強くなくて、昼間でも夜中でも聴いていられる1枚になると思います。


13 CLASSIC SOUL/MARK ANTONINE

こちらはアシッド・ジャズ。でもメインは、アコースティックギターなのです。しかもインスト。だから上記のボサノヴァとは逆に「夜のダンスタイム」というよりは「昼のパーティー」という感じです。フランスの方ですが、どちらかというとイギリス?アメリカ?という雰囲気。これからの季節、ドライブのお供にもイイ感じですね。


12 THE HEART SPEAKS ~PLAYS IVAN LINS~/TERENCE BLANCHARD

ピアノとトランペットでのボサノヴァアルバム。JAZZみたいなBOSSANOVA。ボサノヴァといえばアコースティックギターですが、この編成なので「お昼のけだるさ」というよりは「夜のひととき」といった感じです。でもどうして、こんなになごむんだろう・・と思ったら、演奏曲は全てイヴァン・リンスのナンバーだからなのでした。何曲かは、イヴァン・リンス本人も歌っています。


11 HEAVEN/天野清継 国府弘子

ギタリスト天野さん(以前タバコのCMに出ていましたね)の「天」とピアニスト国府さんの「国」でタイトルが「天国」という安易なネーミングとはうらはらに、なかなかさわやかで、アコースティックなのどかーな雰囲気をかもしだしています。あえてたとえればGONTITI系。特に天野さんのフレーズが良い!。。それにしても、こんなほんわかした曲を書く国府さんが本場でばりばりジャズピアノを弾いていたとは、とても思えません。。。


10 ANOTHER STANDERD/BOB BERG

これもJAZZ勉強用のCDを探していて、でも視聴版聴いて思わず好みで買ってしまった1枚。何がイイかというと、ほらJAZZって何か黒人のジー様方が渋い顔して演奏もこれまた渋~く、っていうのがよくあるパターンですが、これは何か威勢が良くて若くてフュージョンみたいで好感持てる!って感じです。しかも選曲は「あなたと夜と音楽と」等のJAZZのスタンダード、アンド「ミッシェル」なんてのもあって、いろいろ楽しめます。


9 ターニング・ポイント/ロニー・スミス

JAZZオルガンの勉強に参考になるCDは…と探して見つけたのがこれ。これも「BLUENOTEレーベルにハズレ無し」の鉄則を守っております。このCDのいいところは、オルガンだけではなくトランペットやSAX、ギターなども参加していて、よくありがちな「初心者には退屈な」所がない点。でも演奏はものすごくて、とてもコピーできるシロモノぢゃないみたいです。。。(関係無いけどジミー・スミスのライヴ見たかったなー。。。)


8 AHAMA/INDRA GURUNG

全体的には喜多郎や宗次郎のような、ケーナ?尺八?オカリナ?がリードしている環境音楽。実はこのアルバムを見つけたのは、会社の自席のとなりの上司のMACから昼休みに聞こえてきて「おーなんかさわやかな空気が!」と感動したのが最初。上司の机の上には白地にイラストのジャケットのCD…。後日その上司に「あの白いジャケットで喜多郎みたいな」とおねだりして、貸してもらったのでした。だから、ちょっと休憩時のBGMに、イイかもしれませんね。


7 WALKIN' INTO THE SUN/CLIFFORD CARTER

サックスプレーヤーなのに曲はまるでキーボーディストが作ったのでは?と思うような、ちょっとお洒落なラテン・フュージョンです。私も輸入盤を買ったのでお店で見つけるのは難しいかもしれませんが、けっこうオススメです。あえて言えば、パット・メセニーの毒と個性を取って、ギターをSAXに持ち替えて、パーカッションを加えたって感じでしょうか。。アート・ポーターやデビット・サンボーンほど夜っぽくクール過ぎない、軽いSAXが聴きたい、という方に。


6 エリクシール/フォープレイ

1人1人はフュージョン界をも超えて超有名な「ボブ・ジェームス」「リー・リトナー」「ハーヴィー・メイソン」「ネーザン・イースト」の4人が”趣味で”やってるユニットがフォープレイ。何せ、ボブ・ジェームス自身が「自分の1番好きなことは本業にしない方が良い」って言っているくらい4人とも楽しげな演奏です。機会があったら、是非是非コンサートで生の演奏も聴きに行くことをオススメします。何年か前に行ったコンサートでは、あの「マルコ・ポーロ」等で一世風靡したボブ・ジェームスがもうすっかり優しいおじーちゃんで、観客を孫を見る目でにこにこして手を振ってくれたのが印象的でした。


5 Strength/古内東子

私がこの人のCDを買ったのは出張先で、そのころサブノートパソコンを買ったばっかりで、外づけCD-ROMを買って、それにイヤホンをつなげて、ホテルで毎日聞いていました。詩はもとより、曲自体が覚えやすいことと、曲のアレンジ等が割と分析し易いので、自分のオリジナル曲を作る際など、参考にさせていただきました。


4 "LIFE THINK IT OVER"/カウントベーシック

これはジャンルで言うと、「アシッド・ジャズ」です。特に女性ボーカルの曲が、あっけらかんと踊らせてくれるような感じがします。JAZZの巨匠カウント・ベーシーをもじった様な名前ですが、ブームが終わった後にも活躍していそうな、実力派揃いのグループだと思います。


3 LOVE DANCE/イヴァン・リンス

この人のことを初めて知ったのは、ガソリンのCMで「とんねるず」が”やっぱイヴァン・リンスだよね”みたいな台詞を言っていて、その時バックで流れていた曲が気に入ったので、このCDを手に入れたのですが、この人はたしかブラジル人かと思ったのですが、何か広大な自然をイメージさせるというか、でもあくまでラテン系の軽さみたいのは残っていて、聞き易いです。


2 シェエラザード/リムスキー・コルサコフ

たまには、クラシックも聞いてみましょう。この曲ならCM等で「あ、聞いたことがある!」とおっしゃる方、多いと思います。クラシックというと「ダダーン!!」という感じの曲が多い中、こんな軽い感じ(じゃない場面もあるが)で聞くことがあってもいいですよね。最近は1500円位で、名曲がたくさん売っています。ちなみにジャケットの人は指揮者で、リムスキーさんでは、ありません。


1 ハーティー・ノーツ/CASIOPEA

日本のフュージョン・グループといえばカシオペア。でもこれは、いつもとちょっと指向を変えて、自分たちがいつもはエレクトリックに演奏している曲を全て楽器をアナログに(エレキギター→アコースティック、シンセ→グランドピアノETC.)持ち替えて、演奏しています。そのふいんきはさながら、午後の昼下がり、テラスでティータイムというところでしょうか。


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