最近の練習ぶり



ちょっと非公開ページにしてみます

January 07,2001

「開かずの間」を開設して以来、このページを楽しみにしてくれている方々もいらっしゃるようで、それにはとっても感謝しております。ただ最近、ネットでの言動と実生活の行動がリンクされるようになってから、良くも悪くも動きにくくなってきました。”2Q”という言葉が思っていたより周りにインパクトがあるようで、私が何かものすごいヒトに見られてしまったり、逆にえらそうだと思われたり。それがネット上だけで済んでいればまだ良かったのですが、先日もお店のお偉いさんが”あのヒト(私の本名)って開かずの間ってHPつくっているヒトでしょ”みたいに言っていたという話も聞いたり、実際の友人からHPのイメージで固定観念を持たれてしまいそうだったり、逆にネットのヒトから必要以上に個人情報を探されたり。。。と、秘匿主義者な私としてはちょっとつらくなってきました。ネット上での私と実生活の私とは同じだし、決して自分を変えているわけではありませんが、自分の知らないところで思いも寄らない情報が独り歩きしているのはつらいです。なので、このページ含め EL関係はをしばらく非公開扱いにしようと思います。自分は決してELを止めるとかではなく、むしろこの先イベントも昨年より増えそうな気配。また気が向きましたら、トップページからのリンクも再開します。そんなわけで、bookmarkされるのは個人の勝手ですが、他の方へ教えるのと、このページへの直リンクはご遠慮くださいませm(__)m


大阪の夜は更けゆく・・・

December 23,2000

今年最初で最後の演奏オフ会は大阪での開催だったので、物好きでぜいたくな私はスーパーシートで大阪へ。昨年も参加した、ディナー付きで夜景も楽しめる(そんな余裕は無いのだけれど)ノーブルなオフ会。相変わらず色々な方々にかまってもらいながら、ワインを飲み過ぎ「あー弾く前に顔が赤いのってはずかしー」と言いつつ飲むことしばし。しかし何だか今年は皆さんの演奏がすごすぎ・・・なんで皆が皆そんなに完ぺきに練習してる??かくいう私は、とりあえず仕込みはできている"AIREGIN"と、結局構成しかつくれなかった"THE CHRISTMAS SONG"。はっきり言って、前者はフルベース用アレンジなので4beatウオーキングベースもやる気になったが、これを普及型ベースでやるとえらく疲れるのと、Aフラットの音が無いので多少ベースラインを変えたりしていたし、後者はJAZZのアレンジだからテーマ弾いてアドリブ弾いてテーマに戻れば終わるのだが、アドリブが例によって全然決められず、本当に即興で挑むことに。だから最初のAIREGINは結構緊張した。おまけに最後レジストを蹴り間違えたらしく、気がついたら5つも先に行っていた!げ、と思いつつも、それまでは似たようなブラスの音で、最後の爆音で無かったのが幸い。練習でもやったこと無かったのに、これじゃなあ。次のクリスマスソングは、もう皆は食事を済ませていてじっくり試聴モードになっているからホントに困ったが、前後に演奏する方々がきっちり決めてくれるだろうと分かったので、逆に気楽に演奏できた。仕込み済んでいるほうが緊張するなんて、間際に仕上げる私の行動パターンでは異質だったのかも。会の終了後は「どっかでお茶しましょうよー」と地元人にとっては時間的に無理難題な言葉を発してしまい、お付き合いして頂いた。その節はすみませんでした、でも楽しかったです^^*


コニマスさん、いってらっしゃい

December 6,2000

演奏2Qを既にお持ちのコニマスさんが、来年からバークリー音楽院に留学するそうだ。私はただ「2Q合格のコツは?」なんていうメールを1度出しただけで全然知りあいでも何でもないので、このようなネタにさせていただくのは実に失礼なのだが、”いろいろ悩んだ末、「弾きたい人」「書きたい人」「教えたい人」の中から、最終結論として「弾きたい人」を選んだ。”(コニマスさんのHPの日記から引用させて頂きました)から留学を決めたとのこと、これ!と決めたらどこまでも極めていかれる様子が、私にはちょっとうらやましくなってしまったのだ。2Qまで取って既にエレクトーンや演奏の仕事をこなしている状態だったら、その世界では周りがちやほやしてくれて居心地も良いだろうに(仕事はきついでしょうが)、エレクトーンの世界だけにとどまらず外の世界もしっかり見ているコニマスさんは貴重な存在だと思った。本当は「貴重」と見える現状が音楽的にはまずいと思うけれど。別にエレクトーングレードに限らず、ある程度自分の居る場所が落ち着くと、その状態をリセットするのは色々な意味でためらう事が多いと思うのだが、コニマスさんのような方には本当に頑張って欲しいなと思う。自分はあんなこともこんなことも色々出来るようになりたくて実際やるけれど、「この事を極めるためには、これは捨てないと」という決断は出来ない。だからコニマスさんのように行動に移せる事はとてもうらやましい。自分は結局何も満足に出来る事は無いんじゃないかと思ったりもした。コニマスさんには留学先でも帰国後も、頑張って欲しい。でも、こういう方は自分がやりたいと思ったことを思うままにやっているだけだと思うので「頑張ってっていわれても・・・」と言われるだけかもしれないが。


史上最大の催眠商法に引っかかった私

November 18,2000

さて先週、気がつけばM先生の「催眠解説」に引っかかった私。クリニック終了後にはM先生の曲集を弾くため"だけ"に、900mアップグレードキットの契約をしてしまっていた。以前私が「平日にしか取りつけ出来ないのならいらない!」と言ったのが効いたのか、今は土日でも良いと言う。2,3日後に取りつけ担当の方からの「土曜日、15時」と留守電が入っていたので、しっかり掃除をしてお出迎えしたのだった。吹雪きの中「お歳暮のハム」位のキットを持ってやってきた取りつけの方はとっても感じの良い方で、パネルがピカピカッ!と光るELの自動診断(初めて見ました)から始まって40分強で作業を終わらせてしまい、一通り900との差分を説明してくれた後「そうそう、900に付いていた基盤、いりますか?お見せするの遅くなりましたが・・・」と、アップグレードの為に交換した基盤を見せてくれた。1つに基盤に10個くらいの半導体(むかでみたいなパネル)がささっていたのだが、何とこの半導体はカラー携帯電話と同じ物を使っているとの事。キット発売とカラー携帯電話ブームが丁度重なって、なかなかキットの方に半導体が回って来なかったため、ユーザーへの提供が遅れていたとか。キットには半導体10個使うから、携帯電話10個分なのだとか。そんな所で影響あったのか、と新たな発見に驚き。しかも自分もブームに乗ってカラー携帯を買ったクチなので、何だか納得してしまった。さてキットが入ってVer.UPされたELを弾いてみる。でも今までの曲に関しては、違いは良く判らなかった。パネル表示が違うものを選べる、という程度。これやっぱり私はM先生の曲集のためにしか使わないかも・・・


恩師はやっぱり素敵だった

November 12,2000

ある日突然、会社に営業のCちゃんからTel。仕事中に私用電話をかけられるのが最も嫌な私はものすごい不機嫌モードで「今仕事中なんで」と切ってしまったものの、言葉の端に「Mセンセイが」と言ったのを聞き流すことは出来なかった。その後休日に売り場まで足を運び、イベントで他会場に行っているCちゃんを呼び出してもらって再度話を聞くと、何と私の修行時代の恩師M先生が札幌に来て30分のクリニックをやると言うではないか!速攻申し込んだ。しかし見てもらう曲など仕込んで無いので、とりあえずコンクールで弾いた"AIREGIN"を持って会場入り。どうやら今回のイベント楽器フェアみたいな感じらしくピアノ初め色々な鍵盤がずらりと並び、また意外なことに大勢のお客さんでごった返していた。しかし受けつけでクリニックと言うとすぐ裏の待合室に連れられてしまい、それら色々な鍵盤は見る事が出来なかった。しばらく待つ事十数分、Cちゃんと担当の方の案内でクリニック会場へ。何せM先生とお会いするのも、昨年六本木のライブを見に行った時以来なので、少々緊張して待っていると、恩師登場!変わって無い!!早速、新譜CDにサインをもらって世間話。マッチング曲集の話などで盛り上がり、全くELを弾こうとしない我々を不安に思ったのか、タイムキーパー役のディレクターさんが「時間も無いので、先に弾いてもらわないと・・・」と割り込みが入るも「あ、いいのこの子は話だけで」・・・よーく判っていらっしゃる。それでも「でも一応音は出して下さい」と言われたのを考慮したのか、私の「"m"いりますか?」の問いに「いらないよ」ときっぱりおっしゃった後「我々(ポピュラー系)は別にね・・・でもあると、あんなことやこんなことができるよ、まあせっかくここに"m"があるから機能説明すると・・・」と、今思えば機能のほとんどを説明してくださった。一番恩師が詳しく実演してくれたのは「左手の倍音効果」で、これは恩師は当時教わっていた頃(機種で言うとF型〜H型)から「オクターブ高い音で弦を鳴らせないか」と工夫されていて、私もその考えには共感していたので、H型ではP.Kの弦をL.Kにかぶせ、ピッチベンドをオクターブ設定にしてペダルを踏みっぱなしにして鳴らす、ということもしていた。"m"ではP.Kが和音になり、2'フィートで設定すれば左手1本で倍音がかぶせられる、しかもLEADも左に落とせば・・・と、確かにリッチになったハーモニーが聞こえて来た。そして「ここまでは900では出ないんだよ、だから今度出すマッチング曲集も900m用と900用で音色を分けて入れてるんだ」とおっしゃる。ということは、900では"m"の音は再生出来ないの!?えーそんなあ!!と騒いだら「しょーがないな」と曲集に入る予定の音で1曲弾いてくださった。やっぱり、恩師は流石である。演奏はもとより、仕込みの細かさとか、アレンジのまとめ方とか、聞けば「これはM先生の音」と判る事とか。これを聞くと、何としても"m"で恩師の曲集を弾きたくなってしまった。「作ろうと思うヒトには勧めるよ、買うなら今だよ、1年後に買っても意味無いよ、作らないヒトには僕も勧めないよ、まあきっと安くしてくれるでしょ」と同席していた営業Cちゃんを見て言う。これで完全に催眠状態になってしまった。最後3分残った所で「まあせっかく持って来たんだから弾いていけば?」と5分強の"AIREGIN"を見てもらう。私が弾くそばから次々と音を変えていく様はやっぱりさすがだった。弾き終わってから「900の機能さえ使ってないもの」そうなんです、ここ数年音色に凝らない世界にいました。でもやっぱり恩師はいつまで経っても私にとって1番の「恩師」だなと感激してクリニックを終わった。終始見ていたCちゃんも「むらさんがM先生ダイスキ!って言うの判った気がする」と言っていた。でも値段は安くしてくれませんでした(パーツは値引き無理なんですと)・・・。


コンクールの講評が来た!

October 19,2000

ヤマハから郵便が届いた。また「お友達、ご紹介ください」とかかな、と封を開けたら、何と先日のシニアエレクトーンコンクールの審査員からの講評が入っていた。エントリー番号と曲名と演奏者名だけ印刷された紙に、5名の審査員が無記名で直筆で講評を書きなぐっている。当日20人分、これを書いていたのかと思うと、やっぱりもう1週間くらいは練習すべきだったかな、とちょっと申し訳無かった。内容はというと、アバウトな感想からタッチまで細かく指摘しているヒトまで様々だったが、2名ほど指摘していたのは「もっと遊べれば」「もっと余裕を持って弾ければ」だった。実は演奏直後に密かに自分で反省していたことがあって、それは「たとえ仕込み期間が2ヶ月だろうと2週間だろうと2日だろうと、聴いているヒトにそれを悟られるようじゃだめだ」ということだった。しかも、ここ最近はステージ上でも多少笑いながら弾けるようになったかな?と思っていた所だったので、演奏後友人に「むらさんはもっと練習しなくちゃダメ!」と言われた時は「ああ、ばれたなやっぱり」と密かに反省していたのだ。しかし未だにステージ慣れしてないように見えるんじゃ、次回2Q受験はまだまだ先かなあ・・・。


シニアエレクトーンコンクール・発表会部門

October 08,2000

どうやら、今年のコンクールの仕組みはややこしいらしい。「コンクールに出て見ない?」と担当講師から声を掛けられた時、何度も「申し込み用紙が共通なのに、課題曲があるのと無いのと、何がどう違うのか」聞いた時「申し込んで要綱が届いた時課題曲が来るから、それをやると言えばIEC(東京まで選抜される場合もある)かポピュラー部門か(その日1曲弾いて終わりの”発表会”)申告すれば良い」と言われたのに、実際要綱が届いた時には既に”発表会部門”になっていた。これだから裏操作は嫌だ。正しい情報を仕入れてから話を持って来て欲しい。しかし本番2週間前まで演研コンサートに手一杯、おまけに同じ曲はダメだと言われた私は、2週間でコンクールの曲を仕込む事に。幸いな事に、演研仲間がたくさん参考CDを持ってたのを貸してくれた。昔アレンジしたという譜面も見せてもらった。しかしさすがにその譜面を写すわけにはいかないので、最初の1週間は、仕事が終わった後、机の広いコーヒーショップで譜面を耳コピー(1週間後「ここで勉強はお断り」の但し書きが置かれていた・・・)。後半1週間で弾きながらアレンジ。現時点で自分の弾きやすい構成にしながらも、ベースライン等考える事は多い。久々にリズムも打ちこめるし自分の好きなようにアレンジもできると思うと、それなりに時間を使って考える。当然弾きこむ余裕は無い。担当講師に見せられたのは、全体のアレンジが大体決まった前日夜だけ。しかもリズムなし。やってみなくちゃわからない、と言い聞かせながら、本番当日にリズムを打ちこみ終わり、リハーサルへ。実際、本当に何とかなるものだ。一緒にクラシック部門に出演するヒトはリハーサルで「いつも間違わない”ソ”を”ソ#”で弾いちゃったのお」と嘆いていたが、私は何度”ソ”を”ド#”とか”ミ”と弾いたか判りゃしない。ポピュラーでホント良かった。しかもリハや本番で他のヒトの演奏を聴いていると、やはりコンクール的なアレンジや映画音楽のような壮大な曲が続く。私の普通のJAZZ(AIREGIN)が場違いな気がして来た。審査員には某プレーヤーさんも居たが、ロビーですれ違った時は、気のせいかちょっと怖かった。まあいいやELX-1mで弾けるんだし、まともに弾けないのはしょうが無いから、と本当にぼろぼろで本番も終了したのだが、なぜかポピュラー”発表会”部門で奨励賞を頂いてしまった。グランプリはもう1人同じような曲想のヒトがいる!とちょっと嬉しかったヒトが受賞して、それも嬉しかった。いつもの傾向から見ると、普通のポピュラーが選ばれるなんてある意味意外だった。賞の差は練習量の差だろうなとは判っていたので、何ヶ月も準備して来たヒトを差し置いて奨励賞は申し訳無いかな、という気持ちと、もうちょっと練習すれば何とかなったかもしれないという欲が出たのとで、周りに「おめでとう」と言われてもちょっと複雑だった。しかしそれもつかの間、このぼろぼろな演奏を見に来てくれた演研仲間と、神戸へ師匠のライブを見に言っている演研仲間とメール&Telで祝杯をあげてもらい、こうやって一緒に騒げる仲間がたくさんいてくれることが、今回一番幸せなことだな、と幸せ気分に浸ってしまったのだった。


派閥なんていらないよ

September 24,2000

さて、私が打ち上げに最後まで(朝6時まで・・・)付き合えなかったのには理由がある。次期から所属する演奏研究会のオーディションが控えていたからだ。実は、今のJAZZなクラスでは暗黙的に許されない事が2つあった。リズムや音色に凝った機械的?アレンジで弾くことと、オリジナルが許されないこと。これは「機種にこだわらず、腕で演奏する技術を取得するため」でもあるのだが、たまにはオリジナルも作りたいしフュージョンも弾きたい私には、何年も居るとフラストレーションがたまる。仲間には本当に恵まれているので昨年も迷ったが、今年はあえて違うクラスのオーディションを受けることにした。クラシックもポピュラーも見て頂けるという先生のクラスだ。来年のコンクール(クラシック部門が全国大会まで行われます)対策がメインというのを承知の上で希望した。私にとっても2Q対策になるからだ。自由曲2曲の準備は良いとして、即興など2年ぶり?位なので、要領も忘れている。3時に打ち上げを切り上げた後ちょっと練習して、11時からのオーディションに行った。しかし、一通りの試験も済んで面接になった時点で「試験の結果で落とすということは絶対無いけれど、現時点でもうクラスの空き枠が無いから、調整できなかったら今回はごめんなさい、ということで」と言われてしまった。そして後日「ごめんなさい」通知が届いた。なので今年はフリーな立場になることに。それはそれでいいのだけれど、なぜ、オーディション前に空き枠が無い?私の後にも次のヒトが外で待っていたのに。しかも昨日、私がコンサートに出ていることは知っているのだから、その時言ってくれれば良かったのに!前日にオーディションを受けたヒトも居るのだから。こういう、関係者だけの裏操作をされると、一般人の私は何も出来ない。こういう出来事が今までにも何度かあったので「またか」という感じだ。

そして、さらに気になることが1つ。面接中、私が今まで所属していたクラスを「言葉は悪いけど”同好会”」という表現をしたこと。これはコンクール対策に縁が無い、的な意味合いで他意はない(と思いたい)し、コンクール対策のため、という説明も「そういう立場にいるヒトだったらそうだろうな」と納得するところもある。そして逆に”同好会”と言われた側から見れば、このクラスは「エレクトーン界をダメにするやり方」となるのだ。これも納得するところだ。エレクトーンの”発表会”を”ライヴ”にしたい面々の考えだからである。だから、リズム組み禁止とかオリジナル禁止とか、暗黙の了解が出来たりする。・・・どうして、こういう派閥で動くのだろう?元々、派閥的志向が理解できない一匹狼的志向の私には、クラシックな曲をやる”同好会”があっても、JAZZでコンクールを極める場所があっても良いじゃない、と思うだけなのだが。私が修行時代、初めて所属した演奏研究会のクラスは、どのジャンルでも、コンクール対策でも楽しく弾くためのアレンジ対策も、オリジナルでも何でもOKだった。このおかげで今の私があるし、本来の意味でも「演奏研究会」だと思う。

そして、さらに1つ。こういうことになるだろうと、私の担当講師は予測していたらしい。なのに何も言われなかった。「だから止めろ」と言われても私は受けるだろうから、と思ったのかもしれないが、全て報告した後で「まあ、そうでしょうね」でその後の対策も示さないのはどうかと思う。私が3Q取得後もセンターに在籍しているのは、情報が欲しいのと、対応機種で練習したかったためだ。しかしその情報は嘘だらけ、機種はしばらくは家のものでも対応できる。・・・そんなこんなで納得出来ない事が何度も重なり、いっそマンスリーレッスンも全て止めて、全くフリーな状況になろうかと本気で考えている。・・・ただ、私にとってエレクトーンはもう趣味の範囲を超えた位置にあるものだし、そのくせ何かイベントが無いとエレクトーンのフタも開けないだろう、そういう自分が嫌いになるだろう、というのが判っているので躊躇しているのだが。


演奏研究会コンサート2000・打ち上げ

September 24,2000

今年もやってきた演奏研究会の終了コンサート、の打ち上げ。当然日付が変わるまで続くのだ。今年は皆ケータイでのチェーンメール(おもしろい待ちうけ画面とか)を回し合う所から始まり、恒例の食べまくり飲みまくりタイムへ突入したのだが、毎年こんな場でも一瞬だけ真面目に語り合ってしまう時がある。昨年のテーマは「来年はいかにして客を呼ぶか」経費削減がこのコンサートにも押し寄せている、といった話から始まった。それで今年は私もHPで告知したのだが。そして今年は「客のノリをもっと良くするには」だ。前回述べたように、私たちのコンサートは”エレクトーンのコンサート”ではなくて”JAZZライヴ”のノリを目指している。本物のJAZZライブに何度も通っている仲間ばかりだから、よけいに「ちゃんと聞いて、演奏の参考にしましょう」的に見られるのは私たち的には本意じゃないよね、という意味だ。

この話を聞いていて思い出したのは、今年6月に行われたELX-1mお披露目コンサートだ。「新機種のお披露目」と銘打ちながらも、エレクトーンのコンサートというよりも、映像との融合を目指した音楽のコンサートだった。コンサートの中身自体は決して悪くは無かったと思うのだが、全然観客は盛り上がらなかったのだ。なぜかと言うと、演奏曲は新曲のオリジナルが中心、演奏者の手足は良く見えない、最後の最後までナレーションさえ何も無し。「ただ聴いているだけ〜」としかリアクションができなかったのだ。部屋でCDを聴いているのと同じ状況になってしまっていたのだ。実際、歓声が揚がったのは、K氏の曲集でおなじみの曲を歌って弾いてくれた時のみだ(それも身内受け?って気がしたが)。内容は決して悪くなく、会場だってZEPPだし、クラブ音楽で踊っても良かったのに、それができない、しづらいというのは、どうしたら良いのだろう?ドリンクが販売されていたZEPPでさえそうなのだ(ジュースさえ飲んでいるヒト居なかったし)。エレクトーンの”発表会”から”ライヴ”へ変えていくには、どうしたらいいのだろう。観客を演奏で引き付けるのは本当に大変。それでいてシビアな反応を見せるのは、2Q試験時にも体験した。プロでさえこうなんだものね。難しい。


演奏研究会コンサート2000・本番

September 23,2000

今年もやってきた演奏研究会の終了コンサート。私の所属しているクラスはエレクトーンを極めるというよりも、"JAZZ"を極めましょう!という趣旨のものなので、全曲ドラム付き(オートリズム使用禁止)、「コンサート」というよりは「ライブ」と言った方がしっくり来る風合いのものだ。あまりにも珍しかったのか、わざわざ大阪から見に来てくれたネッ友さんも居た(観客の皆様、ありがとうございました)。なぜ1ドリンク付かないのだ?という声が出演者からもちらほら・・・実際、私は当日の衣装を取りにリハーサル終了後一度街まで出たのだが、帰りのおつかいにビールを頼まれた(ついでに1口もらっておいた)。今回はソロとデュオとでの出演だったが、実は前日のデュオ用のリハーサルが私たちだけ中止になってしまい、じゃあその分どこで調整するか?という事を某担当講師が全然考慮しようともしなかったため、私たちは当日も怒り心頭。緊張もあるのか、相方は可哀想な位ナーバスに。のー天気な私は何の緊張も無いのが申し訳ない位だった。しかし私は本番1分前に「これは大変な事になった」と気づく最悪のタイプなので、いざ本番で演奏したら「すっごい緊張した音出してた」と相方に言われた。・・・しかし相方だって、ソロの部分になったらちょっと緊張した音になっていたのだ。その間、ベースパートのみ(メロディーパートと兼任)弾いていた私はドラマーさんと、顔を見合わせて笑う余裕はあったのだから。ソロもスタンダードな曲ながら、実はドラマーさん泣かせのキメが多い曲だったらしい。ついでにドラムソロがかなり間に入るので、私はその間のカウントを必死に取っていた。しかし出来映えはともあれ、何とかなるものだ(というか、ドラマーさんがすご過ぎなのだ)。今年は「いつものように練習はしていないし、どうせやるなら、楽しまなきゃソンソン」という心意気で行こう!と決めていたのだ。しかし毎年見に来てくれる友人いわく「VTRに写っている手は震えてた」そうだ。あまり細かい事を気にしないで頂きたいものだ。かくして、演奏終了後は恒例の打ち上げへ・・・


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