最近の練習ぶり



ディストーションが好き

ここのところ、HP更新ペースをちょっと落としている。実は最近何回か「インターネットばかりやってないで練習したら??」とつっこまれる場面が多かったのと、新しいミニVAIOでの環境設定に手を取られている^^;ためで、この先もまたコピーや練習が重なる予感があるため、しばらく月2回更新ペースでいこうかと思っていますm(__)m
で、最近は14日のコンサートで弾く曲の音色変換(EL-90→ELX-1→EL-900)を手がけている(今頃・・・)。で、最近EL-900でよく使うのが、ディストーション。実はバンド時代、1度だけ"Smoke on the Water"のオルガン音を作るため、ギター用のオーバードライブをキーボード出力にかませて演奏したことがあって、これがエフェクトって奴なんだな、構造は単純だけどすごい音色変化だなあ、と思ったことがある。EL-900のディストーションはそれを彷彿とさせるもので、ハイパス/ローパスを変えていくと、あからさまに「この音にはフィルターかけてるんだぞ!」という感じが出せるんである。これがディレイやフランジャーより顕著なので、私は今のところ、このディストーションをギターではなくシンセブラス等にかけてみたりしている。元々細かい作業は嫌いなので、当てずっぽうにメモリを10単位で変えていって適当な所で止めて、という作り方しかしていないのだが。
あと、EL-900で結構気を使うのが、PANの振り方。あれこれやっていると、どの楽器がどこに居る設定にしていたか、判らなくなってしまうのだ・・・・


ゲイジツの秋、満喫。

10月は「ゲイジツの秋」と題して、ライブ/コンサート/講座に通いまくりだった。以下、成果発表。
* 音楽学校の講師さんによるエレクトーンコンサート
…こういう世界があるのねえ、といろんな意味で感嘆。
* ビッグバンド+オルガン(佐々木昭雄氏)
…一般人バンドも結構やるもんです、オルガンはハモンドで聴きたかったなあ。
* エレクトーンの公開講座&アンサンブルアレンジ講座(三原善隆氏)
…”カレイドスコープ”に感動!CDコピー方法は為になりました。
* おなじみCASIOPEAライブ
…向谷氏のいっそう磨きがかかった”田植え奏法”に視線釘付け^^*
* 札幌交響楽団
…「法悦の詩」感動的でした。団員さんの定年退職という場に居合わせたのは初めて。
* おまけでJAZZなBigband
…こちらも素人集団ですが上手でした。ラテンのパーカッションパターンは参考になりました。

一時期財布にチケットが3枚4枚と入ったときには「ぜーったい仕事で流したりしないぞ!」と誓ったおかげか、めでたく皆勤賞で消化できた。で、これらコンサートで何か技術的なこと盗むとか参考になったとかそういうのはまあ多少あるとして、最も痛感したのは、ここ最近ちゃんと音楽を聴いていなかった、ということ。なんだかんだ理由を付けようとすれば付けられるが、ラジオ/CD類も聴いていなかったし、演研や通常レッスンでの練習といっても、本当に限られた枠のことにしか実は手を着けていない訳で、今回こうしてJAZZ/FUSION/CLASSIC/Electone(?)と”聴きまくる月間”を自分で設けておいて本当に良かった。危なく音楽会の「井の中カエル」になるところだった。おまけに今月は友人に結構助けられて「今月の私はゲイジツの秋なんだ」というと、色々とコンサートの話を持ってきてくれて、招待券までもらったりしていた。嬉しい限り!


修行は輪廻する・・・

何と、ちゃんと7年ぶりのレッスンは実現した。一応レッスン前には2回程鍵盤には触ってみた^^;とりあえず最初に「エレクトーンエチュード1」の1頁目の「レガート:ドリル」とかいうのを弾く。練習の時は”これって昔やったハノンみたい(一応ピアノ経験があったりする)”と思いながらやっていたので、手つきも何となくピアノちっく。ここでセンセイが一言「・・・”月の光”は選曲ミスだったんじゃない?」そーなのだ、”月の光”ぜんっぜん弾けなかったのだ。譜面を買った時の初見と前の日にさらっただけ^^;だがでも1頁目からまともに手が動かないのだ。「肘が堅いから、もっと柔らかくして」と言われたが、どうもあの独特の”クラシック的肘回し”にいまいち抵抗のある私。。そういえば、レガートな曲なんて今まで、両手で収まる位しか弾いていなかったのでは・・・だいたい、レガートで弾ける音色なんて、弦くらいしか無いのでは??SAXにしろピアノにしろギターにしろ、今までノンレガートで弾くような曲ばっかりやっていたような気がする。。。
そんなわけで、”月の光”は”ゴリウォークのケークウォーク”にチェンジしてしまった。いやこれも嫌いではないのだが、昔ピアノで弾いたときも当時の先生に「あなたはこれが向いている」と言われていたような。要するに昔から、レガートとは無縁だったのかも。それにしても「ケークウォーク」にしても「アラベスク」にしても、過去にピアノで弾いた時よりえらく難しいと感じるのは気のせい??次回から、スケールの宿題まで出てしまって、すっかり10ウン年前のピアノで基礎修業時代に還ったような気分。しかし今はものめずらしいからまだ持っているが、基礎修行の嫌いな私が、こんなんではたして1ヶ月持つものやら・・・・??


7年ぶりの宿題

演研コンサート終了後、久しぶりにうちのセンセイとご対面。まず先日のコンサート前日に行った、次回演奏研究会オーディションの結果報告。とりあえず合格したとのことで、まだジャズオルガンを弾く日々は続きそうだ。「ところで今日は何を持ってきたの?」と聞かれたが、当然用意なんぞしていない、と告げると「じゃ宿題出すからやっといて!」と言い渡された。実は、宿題なんて実に7年ぶりなんである。しかも今の”うちのセンセイ”には3Q取得後からお世話になっているせいもあり、一度も宿題なんてもらったことがない。日頃どういう暮らしぶりだったかというと、週1回の”レッスン日”は部屋だけ取ってもらって練習して、月1、2回センセイは登場。世間話や業務連絡が終われば帰ってしまう。演奏研究会に持って行く曲が出来たときや、コンクールやグレード用の曲が出来るとその旨申告して、まあ1曲につき1回くらい聴いてくれ「私はこうこうこういうのが好きなのよねー」と”感想”を述べられて帰ってしまわれる、という調子だ。私の方も週1回のレッスンで見てもらえる程準備できないので、センター1高額なレッスン料を払っていながら実はほとんど「部屋レンタル料」だった。その私に宿題が出たんである。何かと言うと「エチュード」と「ドビュッシーの”月の光”」クラシックが苦手な私に「テクニックを付けましょうねえ〜♪」というわけなんである。まあ確かに、昔から「曲を作るために弾く」のは好きだが「弾くための練習」は嫌いだったので、今頃になってそのツケが回って来たとも言えるが。この久々の「普通のレッスン」本当に実現するのやら・・・


’98演奏研究会コンサート・本番

個人レッスンのリハーサルから夜が明けて、本番3時間前のリハーサル。本番順でどんどん通して弾いていったのだが、私の所では予想通り、周りの空気が”おまえ本当にどうすんだよモード”になった。どうやら、まだアドリブからテーマに戻る課程が気に入らないらしく、またもや個人レッスン状態で「ここ何とかしろ」と手直し命令。おまけに「メロディが歌っていない」だの「テンポキープが甘い(ドラムレスの曲なので)」だの「間違えたとき肩をすくめるな」だの、前日に増して注文殺到。その場に一緒に居た演研仲間達も”ほんとどーなるんだろ・・・”と思っていただろうが、「弦のリバーブもっと上げた方が良いよ」とか「直前になって直せなんて言わなくてもいいのにねえ」とか「良い曲なんだから、もっと自信持ちなさいよ!」とか色々言ってくれて、これはとてもありがたかった。で、自分のリハが終了後、本番40分前まで教室を独り占めして練習。本当なら交代で使う所なのに、いつも一緒のおにーちゃんや講師さん達は「むらさんはぎりぎりまで弾かせてあげた方が良いよ」と泣かせることを言ってくれたらしい。途中、かんづめの部屋でそのまま一人寂しくご飯食べていたら、また演研仲間が「あれ、1人で食べてたの?みんな控え室で食べてるよー」なんて顔出してくれる。しかし、私にはもはや部屋を出る時間も惜しかったのだ・・・。おかげでようやく曲の全体像が見えた本番40分前に、トップバッターで出場のおにーちゃんが「ピアノ貸して」と入ってきたので、そのままEL-900を譲って、控え室へ入る。なんとインターネットで知り合った方から、私宛に花束が届いていてびっくり!控え室ではもう本番を控えてみんなハイな調子で騒ぎまくった後、いよいよ本番が始まった。私の順番が1部の終わりから2番目なので、控え室の留守番を受け持って、先発のメンバーが帰ってくるまで控え室のELで練習。こういう時の時間はいつもの5倍早く過ぎ去って、あっという間に自分の出番が来て、あっという間にステージに立って弾いて終わってしまった。多分オーディエンスにとっては公害以外の何者でもなかったと思うが、本人は開き直っていたせいか、今までで2番目位に良い出来だった。控え室に戻ると、一足早く出番を終わらせた演研仲間達が「どうだった???」と顔をのぞき込むので、そう答えると「わあーーー!!よかったねえ!!」と祝福の嵐を起こしてくれた。これが一番嬉しかった!!
そんなこんなで全て終了後は、当然打ち上げへなだれ込む。お店のヒトに「もう少し静かにしてください」と言われる程の盛り上がり!途中、おにーちゃんが「明日球技大会なので帰ります」と言うのを聞いて、そーいえば高校生だったんだ、と思い出したり、いきなり「インターネットばっかりやってんじゃないよ」とつっこみ入ったり、センセイに1言「なんとかなって、良かったな」と言われ恐縮したり・・・すっかり酔いつぶれて歩けなくなった講師Mを家まで送って、やっと1日が終わった。
1週間後は「演研コンサートPart2」アレンジ講座の課題発表会だった。先週のメンバーにも何人かに会って、先週のコンサートを見ていないヒトに「このひとねえ、オリジナル弾いたんだよ!た〜ららららあ〜たららーらーらーらあ〜」と歌われたのにはまいった。この日の発表会はアレンジへの講評がかなり細かい所までつつかれていたので、順番が最後になってしまった私は緊張しまくりで、出番まで3回もトイレに駆け込んでいた。この時のネタを元に新コーナーを作る予定です。もう少々お待ちを・・・


’98演奏研究会コンサート・前日

まったく、今回ほどひらめかない時はこれまでにあっただろうか?という程、JAZZなオリジナルが自分でもいまいちしっくり来ないまま、コンサート前日を迎えてしまった。一応「朝の4時」のあの白々夜が明ける直前の空の色のイメージで、オルガン1本で行く予定だったのだが、3ヶ月ずっとアレンジがしっくりこないまま残り3週間という所で観念して、オルガンよりは発想しやすい弦+ハーモニカでやることに。おかげで「朝の4時」というより「夕方の4時」のようだ。ただ後半のアドリブがやっぱり、いまいち決まらないままリハーサルへ。センセイ方はこのアレンジを1度も聴いたことがないので「これ、初めて聴いたぞ!」と、予想通り”おまえ明日どうするんだよモード”に突入してしまった。もはやリハーサルではなく個人レッスン。まずアドリブ部を半分、大幅カット。さらにエンディングのキメも大幅手直し。アドリブからテーマに戻る課程も大幅手直し。おまけにせっかくUSERで組んだ音色も「うるさい」と、すごーく地味な音に変えられてしまった。こんだけあれこれいじくり回されるなら、最初からオルガンで通せば良かったかも・・・と、リハ終了後うちのセンセイに「やっぱりオルガンで・・・」と懇願しても「もうPA合わせたから駄目!今回はこれでいいから決めておきなさい」と却下。あーあ、と思いつつ、それから3時間程かんづめになって、指摘された部分をとりあえず作った。ここ3ヶ月程、このオリジナルであれこれいろんな事言われ続けたあげくの果てにこの調子なので、今度オリジナル作るときはもう誰にも途中経過は聴かせないようにしよう、と誓ったのだった。。。


MDRは使える。

最近の技術の進歩には目を見張るばかりだ。我が家の超高級エレクトーンにはMDR(エレクトーン専用録音再生装置)というものが付いているのだが、最近は練習もしないで、これで遊びっぱなしだ。パソコン通信のNiftyServeでは「データライブラリ」と称して、この機能を使って録音した演奏データがたくさん登録されている。世の中には上手なヒトがたくさんいるもので、その方々の演奏をいつでも聴けるというのが結構楽しい。先日は私も魔が差して、2Qの時リハーサルで使用した"Nica's dream"と"My Foolish Heart"の演奏データをUPしてしまった。全く恥知らずだ。でも「弾けたときのメモリアルとしても十分意義があるかも」という話を聞くと、それもそうかなあ・・・と思い直し、昔々EL-90等で使ったFDを引っぱり出して、演奏データが無いか調べてみた。すると昔のオリジナルの演奏データが数曲入っており、これを「メモリアル企画」でHPに保管(UP、とは恐れ多くて言えないかも・・・)しようかと思いついてしまった。しかし、オリジナルはともかく、NiftyにUPしているような、CDコピー曲もHPに掲載して良いものなんだろうか?一応、段階としては
・曲もアレンジもオリジナル(これは良いですよね?)
・没後50年以上経った作曲者の曲を自分でアレンジして演奏したもの
・没後50年以上経った作曲者の曲を実存するアーチストが演奏したCDのコピー
・没後50年未満の作曲者の曲を自分でアレンジまたはCDコピーして演奏したもの
・現在活躍中のアーチストの曲をCDコピーして演奏したもの
・現在活躍中のアーチストの曲を自分でアレンジして演奏したもの
・ヤマハ出版の曲集を自分で音色を作って演奏したもの
・ヤマハ出版の曲集と音色を使って演奏したもの(これは駄目そうですね)
となると思うのだが、どこまで許されるのだろう?ご存じの方、教えてください・・・

* そういえば、11月14日にわざわざ「エレクトーンシティ渋谷」に行って、Niftyでのお仲間とコンサートに出ます。HPも出来たみたいなので見に行ってみて、気が向いたら聴きに(私の演奏時は寝に)来てください。


EL−900の曲集はあなどれない。

EL−900購入のネゴ料として、曲集を何冊かGetした。その中に「ドビュシー曲集」を入れたのだが、これには感動した。クラシックはいまいち弾きにくいと感じている私には、「月の光」のレジストとアレンジには、ちょっとこの曲はモノにしておきたい、という気にさせられた。冒頭で虫の音が響いた後、いかにも「月の光」的なレジストはまるでシンセを駆使して打ち込んだかのような雰囲気を醸し出していた。演研コンサートが一段落したら、マジで練習してみようかと思っている。「アラベスク1番」「ゴリウォークの・・・」の様な、昔ピアノで弾いたことのある曲は弦によるアレンジになっており、こんなに難しかったっけ???と思ってしまうのは、もしかしてやっぱり、私のクラシック的な腕が退化しているからか?
この曲集でちょっと危機を感じたため、同時にGetした「エレクトーンエチュード」を引っぱり出す。要するに、ピアノで言う「ハノン」だ。とりあえず3テーマの頭3曲、ゆっくりゆっくり弾いていく。ところが9曲目を終わったところで、見事に右手が突っ張ってきた。・・・これで日頃の、いや何年も続いた、慢性練習不足をしっかり認識してしまった。これからは毎日20分はエチュードやろう、でも毎日気が向くかな・・・


曲作りスランプ

ここ何ヶ月か取り組んでいたJAZZらしい曲作り、実は9月21日に行われる、演奏研究会の終了コンサートに向けてのものだったのだが、1ヶ月切ったというのに全然出来ない。ドラムと合わせるため、参考演奏を求められていたのだが、名古屋主張が入ったせいもあり(このさい、出張のせいにしてしまう!)当然間に合わず、「でもバラードだから小節数さえ教えておけば何とかなるだろう」と甘味な考えでとりあえず構成だけは決めて月1回のレッスンに望んだものの「これはドラムなし!」と宣言されてしまった。他のみんなは既にCDコピーもばっちり終了し、ドラム譜まで出来ているというのに・・・。しかも、曲名がまだ決まっていない。おかげで一緒にレッスンを受けている講師さんとおにーちゃんに「曲名何にするの?どうせドラム無いんでしょ」とスプラッタな名前を付けられていぢめられる。とりあえず曲名だけはプログラムの都合があるとのことで、後日決めて連絡したのだが、こんなケースは自分では初めてなんじゃないだろうか。大抵はテーマが浮かんだ所で曲名が決まって、そこからイメージを膨らませてアレンジしていくパターンがほとんどだったからだ。しかし、もう「朝の4時(←俗称)」で登録してしまったので、もう後には引けない。・・・なのになのに、今日もMDRで遊んでしまった・・・

* 「エレクトーン演奏研究会終了コンサート(佐々木昭雄講師クラス)は9月21日、ヤマハ札幌センター第1ホールで開催されます。私のは前述の通りマジでイケてないけど、他全てJAZZの大人なコンサートです。気が向いたら聴きに来てください。


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