ニーレバーで音色分離なんぞ。

この「音色分離」一体何を指しているかというと、レジストボタン1個の中に、2つの音色でテーマを弾き分けられる仕込みができる、というわけなんですな。ELX-1では”ソロバー”と呼ばれるものが鍵盤と音色パネルの間に細長ーくあって、ネクストソング機能のないELXではバンク読み込みを手で操作しなければならず、このタイミングが計れないときに結構ソロバーは重宝したのでした。
で、EL-900でソロバー、結構期待したのですが、こちらは”バー”ではなく”ニーレバー”だったんですねえ(T_T)これ、絶対”バー”の方が操作性良いです。何でかというと、ELXはただの「細長いボタン」のようなものなので、ON/OFF共に同じ場所を1回タッチ!すればそれでOKだったのですが、EL-900では「重音を奏でるときには、ニーレバーをONにし続けなければならない」ので、場合によっては右足はずーっとニーレバーから離すことができないんです。また設定についても、
ELX-1・・・OFF=LEAD VOICE 1+重音の音,ON=LEAD VOICE 2の音
EL-900・・・OFF=LEAD VOICE 2の音、ON=LEAD VOICE 1+重音の音
と、デフォルトが違うため、ELXの仕込みをそのまま使うわけにもいかないのでした。
(このデフォルトの違い、未だに戸惑ってます。なんでこういう仕様になったのかな?ONにした時にONで設定した音が鳴るのが、自然だと思うけど・・・)

で、今回はまたこのおかげで操作が忙しいです。下の譜面は「鍵盤でP.B」と同じ箇所。

「KNEE ON」の部分は、ずっと右足でニーレバーを引っかけている状態なんですね。
なんで今回は「ニーレバー引っかけながらU.K鍵盤でP.Bかけて、すぐニーレバー戻して左手はL.Kに戻って、またすぐこれをもう1回繰り返して、ニーレバー戻して右足開いたと思ったら、すぐ両足ベースがあって・・」と、言葉で書くととってもややこい事態になってしまいました。
#本当ならば演奏に集中するために、色々便利な機能が搭載されているのに、こんな仕込みをしたら逆だよね。ちょっとだけ反省、でもお遊びでやっているから許して^^;って感じ・・・。


EL-900ならではの演奏方法にチャレンジ!
  ピッチベンドを鍵盤で実現!
  新しく増えたLEAD VOICE 2 をどう使う?
    ニーレバーで音色分離なんぞ。
    左手だって、テーマを奏でられる。
  ぜひぜひ活用していきたい、PAN&エフェクト群



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