・・・つまりシャープもフラットもつかない、単なるおたまじゃくしの行列にしか見えないんです。この全音・半音の間隔がどの位置に来るかを覚えるのが大変。逆に言うと、シャープもフラットも付かないパターンはこれだけで、あとは全部調号の付く位置が変わるのです。たとえばCアイオニアン(C
Ionian)はフラットなおたまじゃくしで済みますが、その後は
・・・となり、これを全調について覚えないといけません。その数84通り。しかもモードはこれだけじゃない(T_T)
また、普通のハノンとかに載っている調性スケールだと全部アイオニアン(Ionian)なので、C
Dur(ハ長調)は上のC Ionianと同じですが、D Dur(ニ長調)になると
シャープが絶対2つ付く、とか全音・半音の来る位置が同じ、とかで慣れれば全調覚えられますよね。長調・短調全部覚えても36個だし。しかしモードのスケールは、こういうわかりやすい指針が無くて(実は一部、覚え方はあるんですが、それは次の章に)、いつまでたっても上記の記述を応用することができない私なのでした。