レガートとスタッカートの間?

さて、これから説明する「ノンレガート」とはまず何なのか、を最初にはっきりさせないといけませんね。同じフレーズを弾くにも、その音価(どの程度の重みで弾くか)によって、譜面で表すと、大きく3つに分けられると思っています。


これは「レガート」音と音の間をつなげて、なめらかに弾くパターン。クラシックの弦楽器などはこうなります。


これは「スタッカート」音と音の間は確実に切る(跳ねて弾く)弦のピチカートなどは必然的にこうなりますね。


そしてこれが「ノンレガート」音と音の間は確実に切るが、跳ねずになるべくレガートに近く弾くパターン。
 
 

上記3つの弾き方はあきらかに違いますね。「レガート」や「スタッカート」はたいてい楽に弾く事ができるのですが、「ノンレガート」は慣れないと時として「スタッカート」と区別がつかなくなる場合が多いようです。また、タッチトーンを強めに効かせた音色で弾くと、鍵盤を押しこみすぎて「ういーん、ういーん」とうねってしまい、音質が変わってしまう場合も多いですね。
さて、どうやったら「スタッカートにならないノンレガート」が弾けるようになるのでしょう??
 

ノンレガート奏法の研究
  レガートとスタッカートの間?
  まずは、1本指で弾くこと
  「脱力」って何ぞや?
    つまりベースもノンレガート

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